植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

思考の「時間」を大切にしよう。

僕の考え方は、普通ではない、とよくいわれます。
子どもの頃は、悪い意味で言われました。
今は、すこしはいい意味で言われてるかな?そうでもないか。

子どもの頃は、意図せず大人を怒らせるのが上手だったかも。
というか、僕が反論すると、大人はすごく怒り、
「へらずぐち」「くちごたえするな」と、
先生は僕の口やほっぺたをつねり上げたものです。
何を反論したのかは覚えていませんが、
さぞかし、おもしろくないことを言ったのでしょう。

僕は、小さい頃から伝記が大好きです。
大人を信じなかったからだと思います。
僕を理解しない大人が多かったです。
また、僕から見ても、理解しにくい大人が多かったです。
言ってることが、相手によって変わるとか、
(校長には大人しいのに、生徒には高圧的とか・・・)
指示が気分によって変わるとか、
愚痴を言うだけで、対策しないとか・・・

でも、伝記の中の人達は、僕の目から見て、
とても理解できる人達でした。
彼らは、問題を解決しようとして思考し行動していました。
だから僕も、思考する時には、
問題を解決するために思考するようになったのだと思います。

問題を解決するための思考で重要なのは、
なにが問題なのか?(何がマイナスにはたらくのか?)
なにが原因なのか?
どうすればいいのか?
を考えることです。

でも、少なからずの人が、
問題点だけを問題としてあげるだけです。
または、
原因を考えても、「そのせい」にして思考をやめます。
または、
どうすればいいのかを考えても、「どーせムリだから」と
行動しません。
これらを、一言で言うと、「愚痴」です。
愚痴は、なんぼ言っても、状態は改善しません。

思考するためには、時間がかかります。
その時間を無駄にしないためにも、
僕は、問題を解決するということを忘れずに
思考するようにしています。