植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

弘法は筆を選ばず。いや、ぼく弘法じゃないし。道具はいいものを使うといいよ。

僕のペーパークラフト道具。

上から

接着剤(コニシ ペーパーキレイ:約200円)
木工用ボンドの進化系。
従来の木工用ボンドよりも、水分含有量が少ないため、
乾くのがはやいし、紙が水分で変形しにくいです。
参考までに
従来型木工用ボンド 酢酸ビニル樹脂(41%)水分(59%)
紙用接着剤     酢酸ビニル樹脂(55%)水分(45%)
成分が同様であれば、どのメーカーのものでも、
接着剤としてはほぼ同じです。
ただ、このペーパーキレイという接着剤は、
ノズルが細くて使いやすいです。
そのため僕は、ペーパーキレイに、業務用の速乾型木工用ボンドをつめなおして使っています。その方が、はるかに安価です。
ちなみに、この接着剤は、凍結すると再起不能です。
温度管理には注意が必要です。

ねんどへら(丸棒:約1000円)
片側が細くなっていて、両端が丸い棒です。
紙を丸める時や、手の入らないところをおさえたりするのに
最適です。
たしか、スガキヤ・・・じゃなくて、
なんていったっけ、あのでっかい手芸店・・・
ユザワヤ。じゃなくても売ってますけどね。
テフロン加工よりは、クロムメッキの銀ぴかの方が
紙との相性はよいようです。

はさみ(ヘンケルス クラッシック 13センチ:約2500円)
ちいさいころから「紙切りつとむちゃん」と言われ、
はさみには資本投下し続け、
いろんなはさみを使ってきた僕ですが、
このはさみは、今のところいちおしです。
ただ、先端がとても鋭いので、小さい子には不向きです。
でも、とにかくよく切れます。
はさみの先端で紙をぱちんと切ると、たいていは、T字型に破れるのですが、このはさみは、それが無いです。
また、中央部のネジで分解できるので、
研いだりするのも容易です。
同じデザインで、ふたまわり大きいのも有ります。
そちらは、直線が多い場合や、切る距離が長い場合に便利です。

カッター(NT PRO H1:約900円)
これは、通常の折刃式カッターですが、
その刃の厚さが、通常の半分しかありません。
とてもうすい、カミソリのような刃です。
そのため、木材やプラスチックなどの切断にはまったく向かないのですが、紙のこまかな細工には最強です。
ただし、刀筋をあやまると、刃の先端はすぐに欠けてしまうので、かなり頻繁に刃を折捨てないといけません。
(こじるような使いかたをすると、すぐに欠けます。)
ちょっと重たいのですが、慣れるとすごく手になじみ
使いやすいです。
ホームセンターの工具コーナーにあることが多いです。
(文房具扱いされていない)

カッターマット(OLFA 134B:約1000円)
刃の持ちが違います!
とうたっているだけあって、
たしかに、カッターの刃が欠けにくく、
長持ちするように感じます。

これらの道具があれば、
ペーパークラフトの腕前はかなり上達します。

ああ、あとは年齢に合わせて、拡大鏡も必須です。

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