植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

素敵な夜でした。

昨日の北見市民大学は、会場が満杯になって、後ろに追加の席がつくられるほどでした。
準備をしてくださった方々が、がんばって人を集めてくださったのだと思います。
大勢の高校生を連れてきてくださった先生もいました。

なかでも、泣けるほど嬉しかったのは、
札幌の高校で数年前にお話を聞いてくれた女の子が、
はるばる札幌から北見まで、聞きにきてくれたことです。
覚えていてくれたことも嬉しかったし、
往復でほぼ二日費やしてくれたことにも、
本当に嬉しいです。

帯広から来てくださった方々もいました。
その方の二人のお子さんが、学校で僕のお話を聴いてくれたそうです。そして、つよく今回の講演に行くようにと推薦してくれたそうです。
帯広と北見って・・・すごく遠いです。
本当に嬉しいです。帰り道も気をつけてほしいです。

僕より遠くから来てくれる人達。
その時間やコストを考えると、
僕でいいのか?という気持ちもわいてしまうのですが、
すなおに感謝したいと思います。

懇親会には、北見工大の後輩も、そして遠くから来てくれた人達も参加してくださいました。
ぎゅうぎゅうづめの懇親会会場では、
参加してくださった方々がお互いに仲良くなってくださって、
その姿が本当に嬉しかったです。
市民大学に参加されている地元の方々も、それぞれに努力と工夫の人達で、お話を聴けて多くを学べました。
懇親会は、前向きで努力する人達の集まりでした。
でも、それ故に、多くの人が、「普通じゃない」という
いわれもないそしりを受けて苦しんだ経験も持っていらっしゃいました。
僕自身、時々、自分のやっていることは意味があるのか?
と悩んでしまうことはあります。
でも、がんばる人の姿が、僕に力をくれます。
今回の懇親会で、僕はかなり救われました。
参加してくださった方々には、感謝です。

残念ながら、僕の講演は、マイケルサンデルさんとはほど遠く、
一方的に話すだけです。
なぜなら、伝えたい情報が多すぎるからです。
そのため、講演会では、聞いてくださる方々のことがよくわかりません。
本当は、もっと相互に意志を伝え合えたらなあと思います。
ただ、時間制限がある限り、それはちょっと難しいから、
このfacebookをやっています。

この機会をつくってくださった恩師常本先生も、日付が変わるまで付き合ってくださいました。
とても嬉しい懇親会でした。
いまは、一般の方向けの講演はほとんどしていません。
昨年は、たしか3回くらい・・・かな。
移動の都合から、懇親会もほとんど参加できません。
今回は、本当に久々でした。そして、とても嬉しかったです。
それは、僕の話しを聞きたくてきてくださった方々との関わりだったからかもしれません。
でも、その心地よさに身を任せてはいけない、と
いま自分に言い聞かせています。
というか、それほどに、名残惜しい人達でした。

これから、福岡に移動します。
今回は、どんあ人達に会えるかな。
がんばってきます。