自治体は消滅するか?
消滅都市!?
ん?小松左京?
あ、それは首都消失。
新聞に、消滅可能性都市、というものの記事が出ていました。
このままだと、過疎化で消滅する自治体があるのだそうです。
僕はそうは思いません。
僕がイメージする、街の最後の姿は、
就労人口の100%が公務員で、
残りが就労しない人。
です。
赤平市は、人口は1.2万人を切っています。
ちなみに、隣の歌志内市は4千人です。
ちなみに、市の条件は、人口5万人以上です。
ものすごく人口が少ないけど、「市」ですから、
市立病院と消防署、警察署があります。市役所も
市を維持するための機能があります。
だから、自動的に、人口に対する市職員の数が多くなります。
歌志内市は、類似した自治体の2.5倍も、
人口に対する市職員の数が多いです。
ちなみに、市の税収では、市の職員の給料さえまかなえないような状態です。地方交付税への依存度は、80%を超えます。
でも、市を維持しています。
だから、消滅しないと思います。
市職員しかいない町になって、地方交付税で維持されると思います。
でも、そんなの成立しないですね。
今回、わざわざ消滅可能性自治体、ということが表明されたのは、今後、地方交付税に大きな変化があることの、
前触れかもしれないなあ、と思います。
もし、地方交付税が無くなったらどうするんだろ?
これから、日本の地方自治制度は、大きく変わると思います。
その備えをしている自治体は、どのくらいあるのかな・・・
地方交付税ゼロを想定してシミュレーションしておいた方がいいとおもうけどね。
(僕は、リーマンショックのとき、速攻で売り上げ0円で半年生き延びる経営計画を作りましたけどね。)