人生の旅をゆっくり楽しむ

僕は自動車やオートバイや自転車は好きです。

特に自動車は、悪天候でも快適に遠くまでいけます。
公共交通機関が発達していない北海道では、
自動車はとても便利な道具です。

自動車で事故を起こすと、
業務上過失なんとか、になります。
遊びで使っていても、業務上・・・です。
それは、運転という、公道上で自動車を運用する作業が、
業務になるからだそうです。

自動車を運転するときは、たいてい目的地があります。
そこにいくために運転します。

でも、そうじゃない場合もあります。
かのニキ・ラウダさんは、F1レーサーをやめるとき、
「同じところをグルグルまわってるのが嫌になった」と、
言ったとか言わないとか・・・
自動車のレースでは、ラリー以外は、
たいていは、同じところをぐるぐる回って、速度を競います。
それはそれで、おもしろいし、
自動車の技術も発展しています。

僕は、人生も移動のようなものだと思うことがあります。
歩いていくこともできるし、
自転車もありです。
自動車もありです。
景色を楽しんだり、出会いを楽しんだり、
旅を楽しむように、人生を楽しみたいなあと思います。

だから、人生の旅において、レースはどうかな、と思います。
目的地もなく、同じところをグルグルと競い合う。
しかも、それが、「みんなが走ってるから」という理由での
なんとなくの参加だった場合・・・
それは、燃料と時間の浪費かもなあ、と思います。

自分の人生は、自分のものです。
ゆっくりと、旅をしていけばいいと思います。
もちろんレースを楽しむのもありです。
しかし、なんとなくレースをし続ける、という人生に
陥っていないか、考える必要もあるかも。

たとえば、受験は、目的地に行くための手段だと思います。
その受験が、もしかして、レースになっていないだろうか？

目的地はある？
みんな走ってるからって、無理してアクセル踏んでない？


サーキットの外には、うんと遠くにつながる素敵な道路があるかもよ。