植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

文武両道って、両方同時にやるってことじゃんよお。

「一生懸命」とは、
「1個しかやっちゃだめ!」ではありません。
また、
「1個やってるんだから十分だろ!」でもありません。

一生懸命という言葉で、
最低限やらなければいけないことしかやらないことを
正当化してしまうと、能力が増加しません。

俺は仕事を一生懸命にやっているんだから、
家庭のことなんて知らないよ!
とか
俺はこの仕事を一生懸命にやっているんだから、
他の仕事のサポートなんてできないよ!
とか。
人生は、いろんなことを同時に並行してやらなければいけないのに、一生懸命という言葉で、それを一個ですましてしまうことが
できてしまいます。

文武両道という言葉があるとおり、
文と武(今なら「部」か?)を、両方一生懸命にやるのは、
学生として最低限すべきことです。
でも、その他にも、もっともっと
「したほうがいいこと」があるんです。

だから、
「受験対策の勉強と部活動」しか、しない、
という日常は、人間として身につけた方がいい能力を
身につけられなくなる危険性があります。

「一生懸命」の本当の意味は、
「一生好きでいて」です。
何個でもかまわない。レベルも気にしない。
どれも、ずーっと好きでいること。

僕は、一生懸命に生きています。