植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

憶測で憎むのは愚かです。

嫌な人にであった時に、
「こいつは、俺のことを嫌っているに違いない。」
と思うと、どんどん腹が立ってしまいます。
そして、こちらの態度も悪くなって、
相手との関係は、ますます悪くなります。
でも、その最大の原因は、
「自分の憶測」です。

自分で勝手に相手が自分を嫌っていると思い込んで、
相手に良くない態度をとるなんて、
それって、デンパ?
変な薬やってないよね?

自動車を運転していて、急に無理な追い越しをかけられて、
しかも目の前に割り込まれたら、そりゃあもう、
イラッとするはずです。
でも僕は、そう言う時には、
「ああ、この人は、うんこもらしそうなんだ。だから必死なんだ。」と思うようにしています。
ただそれだけで、イラッとした気持ちは消えて、
心には慈愛がわいてきます。
「がんばれ、あせるな、ゆっくりはスムーズ、スムーズははやい。気をつけて行くんだよ。god breath with you。」
と、見送ることができます。

自分の心のダークサイドの勝手な憶測で、相手を憎むのは馬鹿げています。
もしも自分が誰かに嫌われているかも・・・と思ったら、
その時は、「そりゃ、そう自分が思い込んでるだけだ。いかん、いかん。」と思ってください。
そして、「なぜ彼は自分にこういう行動をとるのかな?」と
考えてみたらいいです。

まあ、たまには、ほんとに自分を嫌ってる人と出会うこともありますけど、まあ、そんときにも、「なぜ彼は自分にこういう行動をとるのかな?」という思考は有効ですから、
くれぐれも、「まずは嫌われてるありき」ではないように
したいものです。