植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

無責任な過去評論者に負けないように。

僕が前の会社を辞めたとき、
「やめなければ良かったのに」とか、
「とどまって、そこを変える努力をすべきだった」
などと、さんざん言われました。
あのね。もう僕は、そこをやめてしまっているんです。
今から戻って、改善するなんて、できないんです。
なんでそんなどうにもならぬ悔やみ言を僕に聞かせるの?
なんのために?
僕にどうしろと?

それらは、プラスの表現ではありませんでした。
「やめるなんて、バカだなあ。」
「やめるなんて、こらえ性が足りないよ。」
『やめるなんて、お前が弱いんだよ。」
「俺はやめていないもんね。お前より強いんだよ。」
というニュアンスがびんびん伝わってきました。

かえることのできない過去の選択について、
どうすればよかったのに、とか、こうすればよかったのに、とか、
評論する人が少なくないです。
でもそれは、まったく生産的ではないです。

さて、では、なぜ、過去を評論するのでしょう?
自分以下を作りたいから?
見下したいから?
結果が出ている過去だからこそ、好き放題に言えます。
これは、もしかしたら、とても卑怯なことかも。

重要なのは、これからどうするか?です。
非生産的な過去評論者の無責任な言葉に心を惑わされること無く、
これからどうするかをしっかり考えることが、
前進するために大切です。