植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

ガン飛ばす、なんてのは、原始的動物の行為です。

今日は小学校が2校でした。
総勢200人くらい。
小学生はめんこいです。

小学生は、2校一緒でも、ぜんぜん問題なく、
どちらも素直でかわいいです。
そのせいなのか、小学校では、2校一緒でも、3校一緒でも、
先生は特に注文をつけてきません。

それが、中学校になると違います。
2校一緒というだけで、嫌な顔をする先生もいますし、
子ども達のテーブル配置でも、
2校の間に一列空間をあけてくれとか、
トイレはそれぞれの学校に専門の場所を用意してくれとか、
理にかなわない注文をしてくる学校があります。

そういう学校の生徒は、社会ではどうしてんの?と思います。
ショッピングセンターでだって、どこでだって、
他の学校の生徒と関わることはあるじゃんよ。と思います。

まあ、そういう学校の先生は、
自分の管理下で問題が起きることだけがいや、という
考え方なのかもしれません。

で、中学生になると、
「目があった」とかなんとかで、
いざこざになることも、極希にあります。
(過去に一度だけありました。)

しかしまあ、どんだけ自信が無いのだろう・・・と
可哀想に思います。
人からどう見られるか、を異常に気にするなんて、
自信がないにもほどがあります。

ちなみに、原始的な動物においては、目を合わせるというのは、
威嚇になるらしいです。
高度な動物にとっては、目を合わせるとは、コミニュケーションだそうです。
ということは、中学生は、小学生よりも、
原始的な動物に近づくということでしょうか?
(大人は、もっとひどいのかも)

そんなことになる原因は、なんとなくわかってます。
中学校になると、小学校の時の価値が、価値を失います。
学校の勉強と部活以外のことは、無価値どころか、
マイナスの価値を持つことさえあります。
それでは、浮かぶ瀬をうしなう子どもがでてしまいます。

でも、社会では、学校の勉強と部活の成果は、
ほとんど価値を持ちません。
むしろ、小学校の頃に得意だったことで食ってる大人は
沢山います。

学校の勉強も部活も価値はあります。
しかし、それしかしない、というのはまずいです。
他にも価値があるものは沢山あります。
その価値を認められるような中学校になってほしいなあ、と
思います。
子ども達を、原始的な動物にしてしまわないためにも。