わからなければ、しらべればいいのに。
何をしていいのかわからない。
何ができるのかわからない。
というか、
何もできそうにないから、
何をしていいのかわからない。
と、悩んでしまう高校生はかなり沢山います。
こういう人達は、
高校二年生になって、
強制的に進路を決めさせられている人に多いです。
自分に何ができるのかなあ・・・・
この自問に、子ども達は答えられません。
なぜなら、部活と勉強しかしていないからです。
あとは、趣味か・・・
でも、趣味と言っても、部活と勉強以外の時間にできる趣味となると、夜にネットでアニメを見る、くらいになるかも。
ということで、アニメとか、声優とか、の学校が大人気なのは、
子ども達が忙しすぎるから、趣味が限定されているからかもしれません。
僕は、中学生位から、自転車や登山が好きになりました。
どちらも、部活にはありません。
だから、自分でやるしかないです。というか、好きだから勝手にやります。
その努力は、だれにも評価されません。
内申点にもプラスになりません。
さらには、そういう学校もありませ・・・競輪の学校はありますが、サイクリングとか登山の学校は無いような気が・・・不確かな情報ですね。
でも、結果的には、いまでも自転車が好きで、そのおかげで、話しができる仲間も沢山います。そして、健康です。
きっと僕の背筋力や脚力がそれなりにあるのは、
自転車や登山が好きで、それを、学校卒業後もやっていたからだと思います。
ほかにも、好きなことが沢山あって、
それらすべてが絡み合って、今の自分の能力です。
いろんなことをしてきたから、
いろんなことができそうな気がします。
そしてなによりも、いろんあことをしてきたおかげで、
どうしていいかわからないときに、
自分で調べて、自分で考えて、自分で試す、という方法を
身につけたから、どうしていいかわからなくなりません。
学校が与えてくれることしかしていないと、
おそらくそれは、最低限必要なことでしかありません。
最低限のことしかしていないと、最低にしかなれません。
だからこそ、学校が与えてくれないことをやる時間を生み出すべきです。
そのためにも、部活と勉強の時間は、
もう少し減らした方がいいのになあ、と思います。
どうしていいのかわらない人達に、
「わからない」という状態は、情報不足だから、
まずは、情報を集めたらいいよ、とアドバイスしても、
ほとんどの人は、学校の進路指導室にある情報しか調べないので、
情報量が増えません。
だから、どうしていいのかわからないままです。
社会に出て行くことに不安を感じているのに、
社会のことをしらべないで、
学校という閉じた世界の中だけで、
友達と先生という、いつもの顔ぶれでだけで話しをしていても、
それでは変化はおきません。
社会のことを知りたければ、
社会と関わるべきなのに・・・・