植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

タカトク SS7000

僕が中学生くらいの頃には、
このタカトクのエアガンはかなり高性能でした。

滝川のホーマック(ホームセンター)の側には、
中古品販売のホビーオフがあります。
そこで見つけてきました。

照準器の部品は紛失しているものの、
薬莢も弾もついていて、ちゃんと作動します。

ためしに動かしてみたら、
思ったよりコッキングが重たいです。
鉄砲中央部の金属製のレバーを動かすのですが、
かなり力が必要です。
中学生の頃には、てに豆ができるほどつかったので、
もっと軽いイメージでした。

発射してみたら、思ったより飛びます。
でも、つづみ弾は、ふらふらゆれながら飛んでいます。
おそらく、命中精度はかなり低いと思います。
でも、
次の弾を装填するためにレバーを操作したら、
ピョーンと薬莢が飛び出してかっこういいです。

なんだか、昔の、中学生の頃に魂が戻った気がしました。

芦別の同級生と、よく撃ち合いをしたものです。
スポーツが苦手な僕でも、
機械が弾を飛ばしてくれるエアガンなら、
球を投げるとか、受けるとか(受けたらまけですけど。)が
へたくそでも、対等に戦えておもしろかったです。

昔使ったエアガンを、見つけるたびに買っていたら、
だんだん増えてきました。
マスダヤのボルト888とか、デタッチャブルシリーズとか。
でも、その時代からみたら、今のエアガンは高性能で、
競技に本当に使えるレベルだなあ、と思います。

日本では、オリンピックの射撃競技に出るのは、
まあ、警察か自衛隊です。
でも本当は、普通の人も出られます。
やってる人が少ない分、オリンピックに近づく可能性は高いはず。
なんでやる人すくないのかな・・・
部活にないから?

北海道の置戸町が、独自にカーリング場を作って、
カーリングに力を入れたら、そこで育った子達が
オリンピックで大活躍しました。
置戸町は、小さな町です。
でも、世界につながりました。
ほかにも、同じような成功例は作れるはず。

エアガンは、禁止されると、かくして所持するようになります。
すでに法を犯していますから、つぎに法を犯すのも容易になります。
こそこそと、ものかげから、通行人を撃つようになったりします。
でも、禁止しないで、ちゃんとルールを教えて、
安全に遊ぶ方法を教えたら、こそこそ罪を犯す必要なんかないです。
禁止に従うのは、遵法意識の高い人だけです。
だからこそ、禁止ではなく、どうやったら安全にスポーツにできるのかを考えることが重要だと思います。

ということで、赤平でやってるスポーツシューティングクラブも
もうちょっとがんばろうと思います。
8月中にもやりたいんだけど、なんかさいきん、すごく雨でねえ。
雨降ったあとの草原で匍匐前進はしたくないなあ・・・
と思うと腰が引けてしまう今日この頃でした。

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