植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

人間の活かし方

義務教育とは、
規格外品をはねとばす場所ではなく、
すべての子どもが力を発揮できる道を考え探す力をつける場所であるべきだと思います。

国語、算数、理科、社会、英語、体育、音楽、・・・などの、
評価できるものだけで、優劣をジャッジするのではなく、
特技や特徴を活かし伸ばすことも重要です。
でもそれは、大勢の面倒を見なければいけない先生が
十分にできることではありません。
だからこそ、学校の勉強以外の大切なことを支える役目の大切さを保護者に伝える努力が必要です。
しかし、いまは、先生も、保護者も、一緒になって、
学校が評価し点数をつけてくれることしか評価しません。
だから、子ども達の勉強以外の能力は摘み取られています。

義務教育は、高校受験の予備校であってはいけません。
義務教育の段階でこそ、自分の将来について、仕事について、
しっかり考える必要があると思います。

(ということを、がんばってやってる先生も学校も保護者もいますよ。がんばりましょうね。)