新しい価値の創造。(赤平の焼き肉屋「うしだや」さんはピザがうまい。)
赤平に、「うしだや」という焼き肉屋さんがあります。
ピザがおいしいです。
という段階で、かなり変です。
うしだやさんのマスターは、変わり者だと思います。
でも、店内も、トイレも、工夫されています。
意味を考えると、マスターの思いやりが感じられます。
同じことをすると、安い方に負けます。
安いと、たくさん売らないといけません。
でも、薄利多売は、キャッシュフローが大きくて、
利益が薄いので、ちょっとバランスが崩れるだけで、
大赤字になることがあります。
経営としては、避けたいと、僕なら思います。
「安い×たくさん」に陥らないための条件が
「そこまでする必要あるの?」
「余計なことしたら損をする」
に負けない、ということです。
この二言に負けてしまったら、没個性の安い×たくさんになります。
ほかの人がしない付加価値の付け方は、
新しい価値を生み出す行為です。
その新しい価値は、未知です。
既知なら、だれかがやっています。
船井総研さんというコンサルタント会社でも、
昔は、「こうやったらもうかるよ」というセミナーを開いたそうですが、それが通用したのは、人口が増えていて、マーケットが拡大している時代だけだそうです。
いまは、お客さんの独自のアイデアを具現化するお手伝いをするようになりました、とおっしゃっていました。
個性が大事です。
新しい価値の想像が大事です。
それは、批判を受けることもあるでしょうが、
それをやらないと、経済は成長しません。
新製品を開発すると、必ず、
「そんなのみたことない。へんだ。おかしい。」と言われますが、
そうじゃないと、新製品ではありません。
万人に理解され受け入れられるものは、おそらく既知です。
だから、逆風に負けずに、新しい価値を生み出す努力は
やめないほうがいいです。
赤平の国道沿いの焼き肉屋「うしだや」さんは、
とても素敵なお店です。ピザがうまい。
ぜひ一度、食べにいってみて欲しいです。