植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

民主主義

なんか、偉い人が二人やめましたね、
これでまた、あらためてあたらしい人に陳情に行かなくちゃいけない人達が発生です。
偉い人が変わるたんびに、永田町詣出をする人達は、少なくないです。

僕は、民主主義国家において、陳情には疑問を感じます。
陳情するのであれば、署名をたくさん集めるなどの、
街頭活動を自分たちでしっかりやって、
民意がこれだけあるんだということを、
まずは、地元の首長に伝え、そこから、県なり道なりの知事につたえ、そこから、国に反映されるべきだと思います。

僕は宇宙開発をしています。
それは、この世からいじめや児童虐待を無くするためです。
だから、僕は宇宙開発をやめません。
でも、宇宙開発には様々な制限があります。
そりゃそうです。空とか、宇宙とか、海とか、公共の場所を借りなければできません。
そこを、既に使っている人達との、調整が不可欠です。
そのとき、政治の力を利用した上意下達式ではわだかまりが生じると思います。
だからこそ、僕らの宇宙開発を、「いいね」と思ってくれる人が増えたらいいなあ、と思っています。

民主主義は、みんなの力をあわせるものです。
一部の政治家に権力が集中するような状態を作り出すのは、
政治家の力を私的に利用しようとする人達だと思います。
それが、汚職などを生み出す原因かもしれません。

政治の力を利用すると、政権交代したら、全部敵になります。
そんな状態を作らないためには、
政治の力を利用しないことが大事です。

また、税金とは、徴収する段階でも、分配する段階でもお金がかかっています。とても効率が悪いお金です。
企業は、市場からお金を集める能力を持っています。
企業は、それを行使すべきです。

僕は、この世から、いじめや、児童虐待を無くしたいです。
だから、だれもが「すごいお金がかかる」「よほど頭が良くないと無理だ」とあきらめさせられる宇宙の仕事を、
そんなことないよ、と、示したいと思います。
だから、政治を利用せずに、前に進んでいきたいと思います。