植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

嬉しいメール。苦しいメール。

いつも、たくさんの方からメールや連絡をいただきます。
とても嬉しいです。
さすがに、facebookの全部のコメントにコメントを返すのは不可能なので、大変申し訳なくおもっているのですが、
メールや連絡には、可能な限り返信をしています。

その中で、本当に申し訳ないなあと思うのが
「会いたい」という依頼です。

いま、僕は、会社を経営しながらいろんなことをしています。
かつて、青年会議所の理事長も専務も経験しましたが、
青年会議所の理事長も専務も忙しいですよね。)
今の方が時間の使い方が効率的な気がするほど、
かなりビッチリ時間をつかっています。

だから、直に会いたい、という依頼が、とても苦しいです。
ダイレクトに電話、という依頼も、とても苦しいです。
その時間を作り出すのが大変です。
その時間を、僕は、子ども達のためにつかいたいと、
思ってしまうからです。

いまも、講演依頼もすごく多いです。
中には、僕がやっている宇宙開発や、子ども達への活動が素晴らしい、と褒めてくれた上で、お金がないからボランティアで講演に来てください、というのも多いです。
または、僕に出資してくれ。という依頼もすくなくないです。
僕は、その心が理解できません。
だって、僕は、余裕があって、お金が余ってしょうがないから、宇宙開発してるわけじゃないです。
僕は、児童虐待を無くしたいから、人の可能性が奪われない社会を作りたいから、自分の人生の時間とお金を使っています。
その行為を褒めてくれながら、僕に、お金と時間をくれ、と言うのは、きっと、僕の心を理解してくれていないんだろうなあ、と思います。

僕の行為が「いいね」と思えるなら、
僕を自由に泳がせておいてほしいです。

(もちろん、思いやり溢れる、優しいメールの方が、圧倒的に多いです。「どーせ無理に負けないでがんばります!」というメールが、一番嬉しいです。僕は、涙を拭いながら、一緒にがんばろうね。って、つぶやいています。)