植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

人間は一人一人才能を持っていると思いますか?

質問:人間は一人一人才能を持っていると思いますか?

才能ってなんだっけ?

なにかができること?

それなら、だれでも必ず持ってるね。

それとも、才能とは、ほかの人より秀でていること?

うーん。だとしたら、まわりに誰もいないひとりぼっちだったら、
すべての人は素晴らしい才能を持ってるよね。

自分より秀でた人と比較して、自分なんてたいしたことない・・・と
悲観しても、なんにもならないような気がします。
もちろん、自分以下と比較して、自分は大丈夫、と安心するのも
同じように、なんにもならないような気がします。

重要なのは、現在の自分の能力を人と比較することではなく、
現在の自分の能力を、増やす方向に時間を使うことかも。

才能に、優劣はないです。
ちょっとできるだけましです。
そして、その、ちょっとできることを増やすことで、
「自分なんて・・・」から抜け出せます。

だからこそ、やったことがないことをやるといいです。
はじめてやることは、うまくいかないです。
でも、もう一度やると、前よりはできます。
それを積み重ねていけばいいです。
「できなかったことを、できるようにするのが練習だ!」
これは、イナズマイレブンの名台詞です。

ちなみに、一人でできることには限りがあります。
だけど、力をあわせると、一人の時よりはできることが増えます。
でも、その時に、誰かと比べて「自分なんて・・・」
と思ってしまうようだと、
力をあわせることができなくなります。
自分のことを知られたくないから、実力を発揮できません。

たとえば、何でもできるパーフェクトな人間がいたら、
その人は、だれにも助けを求めないかもしれません。
でも、その人は、本当にパーフェクトでしょうか?
だって、しょせんは、一人分の能力じゃないですか。
一人でできることは、一人分でしかないです。

実は、社会も、会社も、人が力をあわせて、一人ではできないことをやるためのものです。
そして、力をあわせるためには、おたがいが足りないことが大事です。
なぜなら、人は足りないから助け合うからです。

すべての人には、才能があります。
かならず、なにかができるのです。
でも、その才能は、パーフェクトではありません。
だから、力をあわせるといいです。
そのためには、自分を他人と比べて「自分なんて・・・」と
思わないことが大事です。
と、僕は思います。