「食おう」としなければ、なんでもできる。
職業に関する夢を叶えるために、もっとも簡単確実なのは、
それで「食おう」と思わないことです。
画家になりたい。漫画家になりたい。女優になりたい。
声優になりたい。スポーツ選手になりたい・・・・
全部、「食おう」と思わなければ、なんぼでもできます。
というか、自分で好き勝手にやればいいです。
画家になりたければ、絵を描けばいいです。
漫画家になりたければ、マンガを書けばいいです。
女優になりたければ、演じればいいです。
声優になりたければ、どんどんしゃべればいいです。
スポーツ選手になりたければ、スポーツすればいいです。
不思議なことに、少なからずの人が、
夢をあきらめた理由として、
「食えないからあきらめた」といいます。
僕は、やめなければいいのに。と思います。
なぜなら、やめたら、それからの成長や技量向上が無いからです。
やり続ければいいです。そうすれば、技量が向上します。
もしかしたら、食えるようになるかもしれません。
最初っから、生活できるだけの対価を得られるほどの技量を持つ人
例えば、自動車の免許。
免許取り立ての人の車には、あんまり乗りたくないですね。
何年も運転して、ようやく、安心できるようになります。
仕事も同じです。
例えば、飲食店をはじめたなら、最初は、お客さんに味を知っても
それって、採算割れてるケースが少なくないです。
それは、「食えない」状態です。
僕も、マグネットを販売しはじめたとき、
だれも知らないから、だれもわかってくれないから、
デモンストレーション機をたくさん用意して、
ただでつかってもらいました。
それは、採算だけ考えたら、赤字です。
でも、だからこそ、あとから食えるようになりました。
では、食えない時期はどうすればいいのか?
生き延びることが重要です。
その時、大事なのは、生活の収支です。
収入を増やすことと、支出を減らすことは、同じ効果があります。
また、自分の時間を有効に使うというのも、とても重要です。
ぼやっとしてる時間がないか、は注意すべきです。
また、情報を得る時は、その密度も重視すべきです。
残念ながら、現在の日本のテレビ放送は、単位時間あたりの情報量
僕は、料理も好きですが、調理が終わった段階で、調理に使用した
(フライパンなどは、暖かいうちに洗うとすぐに奇麗になります。
もちろん、ぼーっとする時間も大切です。
そういう時も、真剣にぼーっとします。
(アニメのスペース・ダンディの中で、「必死にリラックス」とい
僕は、通勤時間ももったいないと思いましたから、
名古屋時代には、最も移動時間が短い手段として、
自転車をつかっていました。
人生は短いです。
その人生を、最大限に活用するためには、
時間を大切にすることが一番です。
そして、大切にした時間をつかって、スキルアップを目指すのです
ローカルラジオでパーソナリティができるようにがんばる。
市民劇団でがんばって演じる。
社会人スポーツ倶楽部でがんばる。
知り合いの会社のパンフレットを作る。会社案内をマンガをつかっ
いろんな仕事を経験した結果、それをネタにしたマンガが書けるよ
などなど、お金にはならないかもしれないけど、スキルアップにな
僕は、飛行機やロケットが好きです。
名古屋で夢を叶えます。
でも、その夢をやめてしまい、北海道に帰ります。
そして、家事手伝いから、会社を興し、
リサイクルの現場をかけずり回って14年。
ロケットに再開しました。
でも、僕は、その14年間、飛行機やロケットの勉強をし続けまし
昔、「たしなみ」という言葉がありました。
たしなんだ結果、スキルが身に付いて、対価が得られるようになっ
そしてそれは、きっと、ヨーロッパのマイスターの仕組みに似てい
食えない修練の時期があるからこそ、スキルが身に付きます。
本来は、学校はその役目を持っていたはずです。
でも、その学校が与えるスキルは、受験対策でした。
それが必要ない人にとっては、時間とお金の無駄です。
その時間とお金を、他の道につぎ込むこともできるんです。
いきなり「食おう」とするから、
「食える」対価に見合わない能力が否定されるのです。
「食おう」と思わなければ、なんぼでもできます。
重要なのは、スキルアップの努力と、努力のための時間作りです。