植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

自分にはどんな仕事が向いているのかわからない、時には。

自分には、どんな仕事が向いているでしょう。

という質問を受けることがあります。

いやー、さすがに、あなたならぬこの身では、わかりません。

自分に何が向いているかは、
何かをやってみないとわからないでしょう。

そして、最初からうまくできることはありません。
なんでも、ちょっとやってみただけだと、
「いやー、自分には向いてないわ。」と
思うはめになるだけです。

そこを、修練すると、まもなく慣れてきます。
たいていのことは、できるようになります。

てことは、
自分にどんな仕事が向いているのか調べるためには、
まずは、自分には向いていないわ、と思えることを
やってみるってことじゃない?

僕は、いろんなことをやります。
大学時代も、単発のアルバイトをたくさんやりました。
その結果、いろんな経験をしたから、
たいていのことは、すぐにこつがわかるようになりました。
そうすると、バイトの僕を雇ってくれた人達が、
「お前、この仕事向いてるんじゃない?」と言ってくれます。
それは、運送業でも、建設業でも、クラブでもでした。
でも、それは、きっと、いろんな経験によるものです。

以前、「センスとは情報の蓄積」ということを書きましたが、
きっとそうです。
自分には向いていないかも・・・という壁を乗り越えて、
いろんなことをしたら、きっと、どんなこともたいてい
向いているような人間になるのだと思います。

時々、コンビニで、「研修中」という名札のお兄ちゃんが、
頭をひねりひねり、レジぶくろに詰めてくれて、
でも、途中でやり直したり、あげくは袋を取り替えたり、
まあ、遅くて遅くて・・・というシーンに出会いますが、
この人は、自分でスーパーで買い物しないのかな?
自分の買い物を袋に入れたこと無いのかな?と思ってしまいます。

自分に、何が向いているのかわからない、という人は、
もうとにかく、なんでもかんでも、いろんな仕事を経験してみるのが一番だと思います。

特に、大学生の頃は、アルバイトしやすいから、
日替わりの単発のアルバイトをどんどんやって、
経験値を増やしていくと、いいことがあるかもしれませんよ。