運

湘南爆走族というマンガの登場人物の中に、
「なんてついてないんだ。」というのが口癖の子がいました。

僕は、くじ引きとか、福引きで、いい賞があたったことないです。
たいてい、ティッシュ。

でも、僕は、自分がラッキーだと思っています。
だって、いままでに、何度も、自動車で
「ぎりぎりセーフ！」を体験しているからです。

運良く、対向車がいなかった。
運良く、交差点に車がいなかった。
運良く・・・

自動車は怖いです。命に関わります。
その自動車で、間一髪を何度も経験しているから、
僕は、人間ではどうにもならない力を信じます。

僕は、神様がいると思っています。
それは、元人間、ではないです。
僕の感じる神様は、人間ではどうにもならない力です。
それはもしかしたら、「運」のようなものかも。

僕は、運を、つまんないことでつかいたくないです。
だから、ギャンブルはしないです。
（もちろん、高校で確率統計を学んでいれば、ギャンブルしようとは思わないはずですけど。）


僕は、神社仏閣をお参りする時には、

「いつも僕の愛する人、僕を愛してくれる人、
僕の大切な人を守ってくださってありがとうございます。
これからも、僕は最善を尽くします。
だから、僕の分も、
僕の愛する人、僕を愛してくれる人、
僕の大切な人を守ってください。」

と祈っています。

僕のどうにもならないところにいる人の安全は、
ぼくにはどうにもなりません。
だから、祈るとしたら、大切な人の安全だろうと思います。

でもね、昔はね、「今日こそ、この飛行機落ちてくれ」って
祈ったこともありました。
心がしんどいと、こんなことを祈ったりもするもんです。

だからいまは、昔のマイナス分を取り戻すためにも、
僕は、運にたよらない生き方をして、
僕の分の運を、誰かがつかったらいいと、思っています。