植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

今年はロケット体験教室は3回開きます。

昨日かいた、ロケット体験教室の日程が
会社ののホームページで調べられるようになりました。

1回目:6月6日土曜日
2回目:8月1日土曜日
3回目:10月3日土曜日

の3回を予定しています。

僕のお話を聞いて、ロケットを作って、飛ばして、回収。
これが、おおよその内容です。

僕のロケット教室は、
「どーせ無理」に負けない人を育てるためのものです。
僕のお話がメインで、ロケットは、その実証です。
だから、僕のお話とロケットは、セットです。
どちらかだけ、は、参加できません。

過去に、親子で来て、子どもだけロケット作ります、というケースもあったのですが、そういう場合は、
子どもががんばってるのに、
「あー、なにやってんの!説明書をちゃんとみないからこうなるでしょ!あー、だめだめだめ、ちがうちがう、説明書をみなさい!」なんて具合に、親が文句言ったり、だめ出ししたり、
あげくは、親がほとんど作ってしまう、なんていうケースが多かったです。
だから、もう、両方とも作りなさい!にしました。

「うちの子どもには無理だと思うんです。」
という親もいます。
なんのために植松電機に来るの?と思います。
「どーせ無理」に負けない人を育てたいのに、
親が我が子を「どーせ無理」っておもってどうすんの!と思います。

僕は、子ども達にロケットを作ってもらうときは、
「人間が作ったものは、人間がなおせるよ。だから、失敗したら、どうしたらいいかを考えて、直していこう。そうしたら、次に、同じ失敗をしている人を助けられるよ。」と話します。
このロケット教室も、失敗ののりこえかたを学ぶ場所にもしますので、「失敗したらどうしよう」とうろたえないでほしいです。

えーと。僕の話はいらないから、ロケットだけ作りたい、
というのも、ちょっとかんべんしていただきます。
ロケット体験教室ならば、日本中でやっています。
モデルロケット協会でも、ライセンス講習会をやっています。
(講習と教材費と、ライセンス費用で、おおよそ1万3千円〜)
ロケット自体も、発射台込みで、amazonで探すと、約6000円で買うことができます。自分でも飛ばせます。
ロケットだけなら、わざわざ北海道の赤平に来なくてもできますよ。

使用するロケットは、植松電機オリジナルです。
幼稚園くらいの子でも安全に制作できるように、
刃物や接着剤は不要です。セロテープだけで組み立てられます。
でも、性能はぴかいちです。
時速200キロを超えます。
上空で自動的にパラシュートを展開し、ゆっくりもどってきます。
回収後は、ロケットエンジンを取り替えたら、何度でも飛ばせます。
ちなみに、ロケットエンジンamazonで500円/本くらいで購入できます。
このロケットは、宇宙空間でも使用できる本物の実験装置です。
機体は真っ白ですから、自由にデザインして、美しいオリジナルロケットにできます。
もちろん、全機持ち帰りです。

最初は、簡単なロケットですが、
ロケット発射装置の工作教室や、
大型(長さ1mほど)のロケットの制作など、
オプションは沢山考えています。

また、もしも、希望されるかたが多いようであれば、
ロケット体験教室の後、食事会などもひらけたらいいなと思っています。
夏だと、キャンプもいいかもね。




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