植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

一緒に仕事したいなあ、と思える人達。

今日は、札幌の高校のSGH(スーパーグローバル・・・)の生徒さん達が来てくれました。

なんとなく、見覚えのある人がいるなあ・・・と思っていたら。
やはり、過去に来てくれたことのある子達が沢山いました。
強者になると、4回目という子も。
(小学校、中学校、夏のイベント、そして今回、らしいです。)

今回は、グローバル、な選抜された人達なので、
お話の内容も、普通の高校生向けとはちょっと違うものにしてみました。
みんな、真剣に聞いてくれました。
そして、データーが欲しいと言ってくれました。
「今日、来たくても来れない子がいたので・・・」なんて、
優しい子もいました。

何度も聞いてるはずなのに。
それでもなお、データーまで欲しがってくれるなんて、
なんだか、涙が出そうです。

スーパーサイエンスも、SGHも、文科省の認定を受けるのは
かなり大変です。狭き門です。
そこを突破するには、先生達のものすごい努力が必要です。
もちろん、生徒も大変です。
でも、通常の受験対策授業とは違う授業内容は、
明らかに、彼らに、僕から見て、おもしろい特性を与えているように思います。

例えば、隣町の高校は私服です。だから、卒業式の服装は自由です。その学校で、SSHのクラスの子のコスプレ率は、多のクラスの桁違いです。今年は、三十数人のクラスで、三人も調査兵団がいました。卒業証書をもらったあと、心臓を捧げていました。かっこよかった。(わからない人は、進撃の巨人を見よ。)
(コスプレするための、準備も段取りもたいへんだし、勇気も必要です。それを乗り越えたことが、素晴らしいと思います。)

僕から見て、こういう人と一緒に仕事がしたいなあ、
と思える率がとても高い彼らは、
きっと、社会に出て、ものすごい力になると思います。
彼らは、いろんな企業から必要とされるでしょう。
彼らは、がんばります。努力します。優しいです。
そんな彼らが、努力したくない人の、努力しないための言い訳、
「そこまでする必要あんの?」
「なにムキになってんの?」
「余計なことしたら損をする」
「ええかっこしい!」
なんていう言葉に負けないように、
支えていきたいと、真剣に思いました。

帰っていくバスの中から、一生懸命に手を振ってくれる高校生を見送りながら、もっとがんばるぞ、と決意も新たにしました。
気がついたら、喉が痛くて落ち込んでいた気持ちは、
すっかり元気になってました。
みんな、ありがとう。

明日は、沖縄に移動です。
宜野湾、というところにいきます。
沖縄はあったかいのかなあ。