植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

福岡大学、ベンチャーシップ特論の学生、すごいよ!

今日は、福岡大学でのベンチャーシップ特論でした。

様々な企業などと連携し、企画立案実行のオンザジョブトレーニングをしながらの教育の中に、講師を招いての講話もあり、
僕もその一人に選んでもらっています。

もう、何年も呼んでもらっています。
聞いてくれる生徒さんの中には、2回目、3回目、という人たちもいます。
だから、毎度あんまり代わり映えしない話も申し訳ないと思いつつも、初めて聞いてくれる人もいるからと思うと、
そんなに大きく変化できず、
びみょーな変化をするようにしています。

でも、3回聞いてくれている代表の方が
最初は、面白いなあと思った。
2回目で、勉強になるなあと思った。
3回目で、骨身にしみました。
と言ってくれました。
嬉しかったです。

質疑応答も、たくさんの人が手を上げてくれました。
中には、質問の途中で、泣き出してしまう人もいました。
僕も泣きそうになりました。

頑張りたい人がいます。
頑張りたくない人もいます。
相性はあんまりよくないですね。
でもせめて、頑張りたくない人は、頑張らなくていいから、
頑張る人のことを「意味なくね?」「ええかっこしい!」などと言わないでほしいです。
頑張りたい人には、頑張らせておいたらいいです。
そして、頑張りたい人は、頑張りたくない人を、
頑張らせようとしないほうがいいかも。
そっと待っていてあげたらいいです。

世の中には、「やらなくてもいいこと」が沢山あります。
でもその中には、「やったほうがいいこと」も沢山あります。
それをやりたい人には、させたらいいです。
そうしたら、社会は、少し良くなると思います。

僕は児童虐待を無くしたいです。
だから、いろんなことをします。
でも、児童虐待は、減っていないです。むしろ増えています。
「ほらみろ。お前のやってることなんて意味なくね?誰も救えてないじゃん!」と言われることもあります。
でも、やらないよりは、やったほうがいいと信じています。

そんなの「自己満足じゃん!」とも言われるけど、
自己満足上等!です。
いやいやなんて、できないです。
僕は、誰の可能性も奪われない、すべての人が尊重される社会になったらいいと思っています。

そして、僕は、児童虐待の原因として、
「どーせ無理」という言葉があると思っています。
だから僕は、「そんなことしたって、どーせ無理だよ。」という言葉に負けるわけにはいきません。
負けるつもりもないです。

この福岡大学ベンチャーシップ特論から巣立っていった人たちが、これからの社会を変えていくと思います。
先生になって、この授業を広めていきたいと言っていた子もいました。
卒業した子からも手紙をもらいましたが、彼女の決意と頑張るガッツが満載でした。泣きそうです。

本当は、もっと話をしたい人たちがたくさんでした。
かなり、名残惜しいです。

それにしても、人間の体はよくできています。
あんだけ酷かった鼻水とくしゃみが、講義の間は、
ほとんどおさまっていました。アドレナリンすごいわ。
でも、講義が終わって、ホテルに戻ったら、また全開です。
ティッシュ買ってこないと。箱で。
鼻が痛い。

今日は都合で福岡泊まりです。
幸い、泊まってるホテルの隣のLOFTに、B'sHOBBYが!?
なんて最高の立地でしょう。
探検に行ってきます。