植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

探検家。冒険家。挑戦者。はすごい。

いま、北極探検の荻田さんと仲良くなったことをきっかけに、
手に入る限りの北極探検本を読みあさっています。

特におすすめは、
荻田さんと、芦別市の角幡さんの旅を描いた、
「アグルーカの行方」です。
過去に全滅した探検隊の軌跡を徒歩で追いかけていくという
過酷な旅が描かれています。

現在の僕らの暮らしを支えているのは、
命をかけて切り開いた人たちのおかげです。
探検家の人たちは、新しい道を探し求めて、
人跡未踏の地を進みます。
発明や研究をした人たちも、
よりよくを、命をかけて追求してくれました。
おかげで、僕たちは、医療も受けられます、物流のおかげで食べ物や道具も手に入ります。電気も、いまや暮らしに欠かせません。
それらはすべて、誰かが命をかけて、
人跡未踏のことに挑んだ結果です。

その恩恵にぬくぬくと浴しながら、
冒険や挑戦や科学の開発を否定する、なんてことは、
してはならないような気がします。

ぜひ、探検の本や、発明の本を読んでほしいです。
そこには、必死で、人類の未来を追い求めた人たちがいます。
そして、いまもなお、努力している人たちがいます。
やったことがないことをやる人たちです。
そういう人たちを応援することは、
人類にとって、とても大事なことのように思います。

「よーやるわ」
「意味なくね?」
「そこまでする必要あんの?」
「そんなことする余裕あっていいよね」
なんて、言ってないでさ。
「なんだかわかんないけど、がんばって!」
でも十分です。