植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

わかろうとする姿勢が大事です

僕は、学校の勉強や成績や学歴では、人生には大きな差はつかないと思っています。

でも、子どもの頃の勉強への取り組み方は、その後の人生に影響を与えると思います。

わかんなーい。と、投げ出してしまうことを身につけてしまったら、残りの人生でも、問題を投げ出す人になるかもしれません。

でも、わかろうとしたら、きっといいことがあると思います。

だから、学校の授業では、「わかろうとする」ことを大切にして欲しいと思います。

「なんでこんなこともわかんないんだ」
「こないだやっただろ」
そして、ためいきと、あきらめ顔。
先生に、そんなことされたら、
「ああ、自分はなんぼやってもダメなんだな・・・」と
思い込んでしまうかもしれません。

これって、実は、小学校が肝だと思います。
小学校の段階で、「わかろうとする」ことをあきらめさせられている子が少なくありません。

だから、先生にも、親にも、
「ためいき」と「あきらめ顔」はしないで欲しいなあと思います。
ちょっとでもできたら、褒めてあげて欲しいです。
それが他の子と比べて、「できて当たり前だろ」であっても。

絶対的な成績だけではなく、そこに至る過程で、努力は無駄ではない。ということを、実感体感させることも、
教育の重要な役目のような気がします。

あと、学校の勉強がどんだけダメでも、
自分の好きなことに関して、たくさん本読んで、何か勝手に研究してる子は大丈夫だと思います。
その子は、「わかろう」としていますから。
人生を投げ出したりはしないと思います。