植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

某は、諸葛亮孔明なり!(いや、雨雲レーダーすごいっちゅう話です。)

わーお。ギリギリセーフ。
すんごい雨になりました。
でも、子ども達は、無事に会社を去った後でした。

雨雲レーダーすごいです。
あと10分で雨になる!と断言できます。
今日は、雨雲レーダーと首っ引きで、
プログラムのスケジュールを動かしながら、
子ども達の体験学習を無事に終えることができました。

子ども達がロケットを飛ばす時に雨、というのが
一番かわいそうなので、すごく気を使います。
でも、ほんとにギリギリでした。
こんだけ天気を読めると、諸葛亮孔明になった気分です。

今日の子達も、とても朗らかでしたが、
先生がまた素敵です。
僕のお話のあと、まっすぐに、僕の本とマンガを買ってくださいました。クラスにおいてくださるそうです。
先生が「好き」をダイレクトに示してくれると、
生徒もきっと安心するのでしょう。
子ども達も、安心したように、自分の話をしてくれました。

最近は、科学の発達がすごくて、
ネットを駆使したら、そりゃもう、普通の大学生よりもはるかに高度な知識を身につけてしまう中学生もたくさんいます。
でもそれは、たいてい、周りの人には理解されません。
だから、そういう人は、孤独です。

そういう、突き抜けちゃった人たちを理解してくれるのは、
突き抜けちゃってる人たちです。
そういう、まともな努力真っ最中の大人に関われたら、
きっと、突き抜けてる人たちは、もっともっと突き抜けるでしょう。

僕は、飛行機やロケットの勉強をたくさんしました。
コンピューターも、学校で教えていないころからプログラムを組んでいました。
当然それは、まったくテストや成績に関係ないから、「くだらないからやめなさい」「お前は、テストの点数が低いんだから、そんなことやってる場合じゃないだろう。」と酷評されます。
先生によっては、「なんだそれ、自慢か?そんなことできたって、テストでいい点数取れなかったらどうしようもないんだぞ!」という人もいました。もしかしたら、自分が知らないことを知ってる僕を憎らしく思ってしまったのかも。
でも、僕は好きだからやめられませんでした。
そして、その能力が、大学以降の僕を支えています。

自分が理解できないものを、「そんなもの意味なくね」と思うのではなく、理解する努力はしたほうがいいと思います。
特に、子どもと関わる先生や保護者には、その能力はとても重要です。

もしかしたら、トンビがタカを生んじゃってるかもしれないよ。
というか、本当は、自分はトンビじゃなくてタカだったのかもしれないけどね。
子どもの可能性も、自分の可能性も、まだまだ伸びるかもしれません。