植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

僕にとっての神様

今日は、憂鬱でした。
なぜなら、今朝の天気予報では、風速10mとかになってるし、しかも、強い雨の予報だし。
今日も、子ども達沢山来るのに・・・

しかし、結果は。
ぎりぎりセーフ。
ロケット作ってるとき、ありえない土砂降りだったのが、
ロケット打ち上げ時には、ぽつぽつ程度に。
路面も、みんなで乾かしたので、水たまりが無い状態にまでできました。
子ども達が、濡れないでロケット飛ばすことが出来ました。
神様に感謝です。

僕は、時々、「神様」に感謝しています。
でも、その神様は、宗教の神様じゃないです。
なんだかわかんないけど、「ラッキー」に感謝したいけど、
「俺ってラッキー!」という感じではないです。
天気なんて、個人の思うとおりにできません。
僕は、僕に出来ないパワーで、子ども達を助けてくれた、
なにか大いなるものに感謝したいのです。

それは、たとえば、人との出会いだったりとかもそうです。

自分の力ではない、なんだかすてきなことへの感謝の気持ちは、
僕は持っていた方がいいような気がしています。

僕は、自分は運がいいと思っています。
でもそれは、僕が強運を持っている、という、僕の資質ではなく、僕じゃない何かが、僕を支えてくれてるように感じています。
だから僕は、自分の運勢を高めるための幸運のアイテムには、興味が無いのです。
僕は、せめて日頃の行いを良くしたら、いざというときに、
なにかいい風が吹くかもしれない、と思っています。

もしかしたら、じいちゃんが助けてくれてるのかもなあ・・・
と思うこともあります。
そうだったらいいなあ、とも思います。

先日、母が教えてくれました。
僕が幼稚園に行くとき、じいちゃんは、毎日僕を見送ってくれたそうです。
そのとき、まるで恋人との別れのように、
見えなくなるまで手を振り続け、
僕は、振り返り振り返り、幼稚園に歩いて行ったそうです。

僕は、いま、子ども達が帰って行くとき、
そのバスを、見えなくなるまで手を振っています。
意識していなかったけど、そうするもんだと思っていました。
でもそれは、どうやら、じいちゃんの愛だったようです。

じいちゃんに会いたいなあ、って思って、本当に会えたら、まだちょっとまずいので、うんと先でいいです。
しばらくは、僕にできないパワーで、僕の大切な人たちをまもっていてほしいです。