レーシングカーか、ジープか。
子ども達を見ていると、
「受験」とか「高体連」とか「中体連」とかという
レギュレーションのレースを、ぐるぐる必死に走ってるように見えてしまいます。
もちろん、レース専用にチューンナップされた彼らは、
すさまじいパワーで、サーキットを走り回ります。
そして、表彰台をかけて、戦い続けます。
でも、社会は、普通乗用車や、ライトバンや、ダンプカーも必要としています。
レーシングカーなんて、アイドリングもままならないし、
乗り心地も悪いし、快適装備もありません。荷物もつめないし、
同乗者も乗るところがないです。
日常生活では、レーシングカーは使えません。
社会ではどんな能力が必要なのか?
というレギュレーションを知らない人たちが子どもを教育すると、
もしかしたら、間違ったレーシングカーが量産されて、
それは、社会では使い物にならないかも。
なにごとも、バランスが大事です。
「〇〇しか」という極端化は、
その部分だけは高性能に出来るかもしれないけど、
全体として低性能になることが多いです。
僕は、ジープみたいな生き方が好きです。