振り上げた手を下ろすのが大変なら、手を振り上げなければいい。
感情にまかせて、手を振り上げると、
それが間違っていた場合に、下ろすのが難しいです。
引っ込みがつかなくなったり、
感情的になってしまったことが恥ずかしく思えたり、
間違った認識や、情報不足で怒ったことが恥ずかしかったり、
いずれにせよ、困っちゃいます。
だから、自分を正当化するために、
「オレを怒らせたおまえが悪い」
とか、言い出してしまう人もいます。
だから、最初から、手を振り上げなければいいじゃん。
と思います。
けんか腰にならなければ、けんかにならないし。
おもしろくないことがあったら、
まずは攻撃ではなく、
なんで自分はそれをおもしろくないとおもうのかな?
と考えてみたら、気持ちが落ち着きます。
そうしたら、手を振り上げる必要がなくなりますから、
手を下ろす場所で悩まなくても良くなります。
ちなみに、巨人の星の星一徹は、
ものすごくスパルタで暴力的なイメージがありますが、
ちゃぶ台をひっくり返すのは、1回だけです。
さざえさんの、波平といえば、常に「バカモーン!」というイメージですが、原作では、たしか1回くらいしか「バカモーン!」と言っていません。
僕らが怒りっぽいのは、もしかしたら、
間違った認識に基づいているのかも。
あれ。
間違った認識に基づいて怒ってしまうこと自体が、
間違った認識に基づいているのだとしたら、
正しい認識をすれば、問題解決だね。
正しい認識のためには、確実な情報を集めるのが一番です。
誰かの与えてくれる情報を鵜呑みにしないで、
自分で確認するのがとても大切だと思います。
そうすれば、ネット上の噂で一喜一憂したり、
風評被害なんてのも、無くなるとおもうけどなあ。