植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

都会と田舎では同じ法律が通用しないことがあるような気がします。

昨日の帰り道、なんだか渋滞しています。
なんでかなと思ったら、自転車が道路を走ってます。
道が狭くて、それを追い越せないで、大きなトラックがゆっくり走ってます。
だから渋滞です。

でも、その自転車が走ってる横には、幅3mほどの、
立派な歩道がきれいに整備されています。
でも、自転車は、車道を走ります。
だって、そういう法律だもんね。

でも、その道路。町じゃないんですよ。
畑のど真ん中です。
民家なんてありません。
歩行者もいません。
でも歩道がしっかり整備されていて、
自転車は車道を走り、
自動車は渋滞します。

先日、自転車運転に関する法律が厳しくなりました。
でも、都市と田舎では、かなり条件がちがう気がします。
それを、いっしょくたにしてしまうのは、どうかなあ、と思います。

ただし、北海道の田舎の歩道は、たいてい道路の片側にしかついていません。しかもそれが、数キロごとに、反対側にシフトします。しかも、そこには横断歩道がありません。
中学生の頃、自転車で遠くへ行くときは、この歩道のシフトに苦しめられました。(当時は、自転車で車道を走っていようものなら、トラックの運ちゃんから「歩道を走れ!」と怒鳴られたものです。)
もしも、全部つるっと良い歩道が整備されて、そこを自転車が走って良くなれば、もっとサイクリングに安全な環境を提供できると思うけどねえ。