植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

自信を増やすために。

僕は、目が悪いので運動が苦手でした。
特にボールを使ったスポーツは、本当に嫌でした。
好きだったのに、嫌いになったのです。

家族でバドミントンをしたり、キャッチボールしたりするのは、大好きでした。
でも、学校では、僕が失敗すると、チームに迷惑がかかります。
先生にも、チームメイトにも怒られます。嫌われます。
チーム分けのとき、あきらかに、みんなが僕を避けます。
「あいつが来たら負ける」と言われてるのが聞こえます。
「入れて」と言えません。
自分は必要とされていない、どころか、不要だと思われてる。
そう思ったら、居場所がありませんでした。

そんな僕でも、人に負けない球技がありました。
それは、エアガンやゴム鉄砲です。
僕は、「狙う」ということに関しては、集中力があったようです。
それなら、他の人よりよい成績を出せます。
(もちろん、学校ではそんなこと評価されません。あくまでも、放課後の遊びの中での評価です。いまは、放課後の遊びがないとしたら、僕のような子は、浮かばれないかも。)

そうしたら、タイミングよく、ドラえもんの中で、
運動が苦手なのび太が、射撃が上手だということを知りました。
映画の中でも、のび太は得意の射撃で大活躍です。
なんだか親近感が湧きました。勇気も湧きました。

僕は、人間には「自信」が大切だと思っています。
でも、残念ながら、学校で自信を失う人が少なくないように思います。
なぜなら、学校の成績や、部活に関係しないことは、評価されないことが多いからです。

もしも、小学校、中学校の時に、車のバッテリー交換や、
溶接やガス切断が授業で評価されたならば、おそらく僕の成績はトップだったでしょう。
でも、それらのことは、先生にはバカにされました。
なにせ、「ちゃんと勉強しないとああなるぞ!」と先生が指差す先には、作業服を着て働く人の姿がありました。
それじゃあ、理解も肯定もされるわけないです。

(ちなみに、いまでは授業にもなってるパソコンですが、僕が中学生の頃は、まったく理解されず、先生からはゲームの一種だと思われていました。)



僕は、いまでも、僕と同じように、運動が苦手な子たちが、自信を持つチャンスが少なくて困ってるのではないかと思っています。

だから、自信を取り戻せるスポーツとして、
エアガンを用いたシューティングゲームが有効ではないかと思っています。

エアガンは、機械が球を飛ばします。だから、球を投げる練習が不要です。狙い方さえ覚えればいいです。

また、同じ理由で、体力差も関係ないです。男子も女子も大人も子どもも、対等です。
基本的には「かくれんぼ+ときどきダッシュ」ですから、足が遅くても大丈夫です。

走るのが苦手な人は、
ディフェンダーやスナイパーとして役に立てます。

足が速い人は、アタッカーとして役に立てます。

みんな、自分に適した役目をもつことができ、
みんなが人の役に立てます。



現在のエアガンは、法律で厳しく規制されていて、昔よりはるかに安全になっています。

球自体のエネルギーは、野球やバスケットボールの方がはるかに強く、当たりどころによっては、メガネが破損して顔や目を傷つけたり、心臓が停止してしまうこともありますが、
エアガンの球は、目と顔さえ保護されていれば、あとは服を着ていれば怪我することはまずありません。

世界的には、ペイントボールガンの方が有名で、
競技人口もとても多いのですが、
実際には、ペイントボールガンの威力は、
日本のエアガンの数倍です。
だから、青アザ、赤アザは当たり前です。
子どもではちょっと痛みに耐えられないでしょう。

だから、海外でも、日本製のエアガンを用いたシューティングゲームが増えてきているとも聞きます。



今僕は、北海道スポーツシューティングクラブという、とても小さいクラブを立ち上げています。
そこで、奇数月の第一土曜日の夜にあつまって、
====訂正:本当は、奇数月の第三土曜日でした。=========
エアガンでのシューティングゲームを楽しんでいます。

参加する人が増えてくれれば、休日の日中などにも楽しめるようにしたいと思っています。
いままでの2年間は、ほぼ水面下での活動でしたが、これから少し頑張ろうと思います。

もしも、「自信を増やしたい」と思われてる方は、やってみたらいいことあるかも。

女性でもぜんぜん大丈夫です。すでに何人も女性のメンバーもいます。

エアガンも、プロテクターも貸し出しできますので、動きやすい服装さえしてくれば、手ぶらで参加することも可能です。

親子で参加もありです。
親子で、お互いを信じて、共に戦うなんて、日常生活ではなかなかない経験になります。

もちろん、経験者の方々が、初心者の方々の自信を増やすためにお手伝いしてくださるのは大歓迎です。



直近の例会は、7月18日の夜です。

場所は、赤平市の植松電機です。なにせ土地だけは十分広いです。

ちなみに、翌日はヒストリックカーのイベントもあります。
赤平のお祭りもやってます。

うーむ。泊まる?泊まってく?
ついでに夜は宴会にしますか。

だったら、寝袋持参もありですし、
言ってくだされば貸し布団も準備できます。



北海道スポーツシューティングクラブの活動は、
このfacebookにもあげています。
https://www.facebook.com/groups/380437712087996/

自信を増やすための手段として、ちょっと試してみても面白いかもしれませんよ。