植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

すぎた繰り言、取り越し苦労。

暑い日に、「暑い!」と叫んでも、
寒い日に、「寒い!」と叫んでも、
わからないときに、「わからない!」と叫んでも、
できないときに、「できない!」と叫んでも、
ついてないときに、「ついてない!」と叫んでも、
状態は変わりません。

なぜなら、それは、ただの現状報告だからです。
温度計が温度を表示してるのと同じです。

だから僕は、「だったらこうしてみたら?」と考えます。


おそらく、そうなった一因には、松本零士さんの漫画の影響があるかも。

松本零士さんの漫画には、宇宙戦艦ヤマトの真田さんが、
わりとよくでてきます。(まゆげがない)
この人は、いつも冷静です。
仲間が深刻な状態を報告しようとしたら、怒りもせず、怒鳴りもせず、「よし、わかった」といって、すぐに対策案を考えます。
僕は、松本零士さんの漫画の中の、このキャラクターが好きでした。

状態を把握することは、とても大事です。
でも、その状態を、がたがた言ってもしょうがないです。
そこから、どうするかが大事です。どうしたいのかも大事です。

自分の文句が、ただの「現状報告」になっていないかは、
時々考えてみたらいいかもしれません。