植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

「あこがれ」はやめないほうがいい

「あこがれ」はとても大事です。
「あこがれ」があると、人は何歳になっても永久に成長出来ます。

しかし、「あこがれ」をやめると、
その瞬間から、心の成長が止まります。あとは、肉体が年老いていくだけです。
そして、ある日、ふと気がついたら、
「見た目は大人、頭脳は子ども」という、
名探偵コナン君の逆バージョンになっています。

そうなったら、
解ける謎なんてないです。
毎日迷宮です。
そして、周囲の人の「あこがれ」をやめさせるようになります。

だから、「あこがれ」をやめない方がいいです。
うぬぼれるな!
高望みするな!
身のほどを知れ!
なんていう言葉に負けるのはもったいないです。

「うぬぼれるな!」
自分を愛せないと言うことは、
自己肯定感をもてないと言うことです。
「自分なんて・・・」です。

「高望みするな!」
出来る範囲からしか未来を選ばないと、
成長はあり得ません。

「身のほどを知れ」
身のほどって、なんでしょう?
いまどき身分制度
生まれた場所とか?生まれた家系とか?民族とか?遺伝子とか?
いや、そりゃ、実力を知るのは大事ですよ。
でも、そのあとどうすんの?
実力が足りなさそうだから、やらないの?
それって、出来る範囲のことしかやらないってこと?
それじゃあ、成長できないよ。

人間は、成長します。
人間の能力は増えます。
でも、それを信じない人たちもいます。
そういう人たちは、人間を使い捨てにできます。
僕は、派遣労働を使うつもりはありません。
だって、せっかくともに問題を乗り越えてきた仲間を、
数年で手放すなんて、もったいなくてできません。


人は成長します。
投資するなら自分です。
それを信じられたら、ほかの人の成長も信じられます。

がんばったのに、うまくいかないとき、
「あの努力はなんだったんだ!」と思いがちですが、
そこで負けてしまうと「努力しても無駄さ」な人になります。
「あの努力はなんだったんだ!」と心の中で思ってしまったときには、「いやー。勉強になった!」と声に出して言うと、
すこし気持ちが切り替えられるかもしれません。

どんな失敗も成功も、とにかく、
やったことがないことを経験すると、
間違いなく人は成長します。

だから、「あこがれ」は、やめないほうがいいです。