植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

イレギュラーが成長に。

先日は、同友会の集まりで、なんと「カレー対決」

会社の経営をしてるメンバー集めて、
限られた食材での「カレー作り」です。

それこそ、「なんでこんなことやらなくちゃいけないの?」で、
参加者も少ないかも・・・と心配しましたが、
実際には、たくさん来てくれて、
おまけに、かなり真剣に作りこみました。

カレールーは、「バーモントカレー甘口」という、
一種類だけ。
あとは、S&Bのカレー粉や、カレー関係の粉末などが数種類。
それを、自由に使えます。

3チームに分かれ、制限時間内で作るのですが、
もののみごとに、3種類まったく違う味に。

僕としては、参加したメンバーの、遠慮しつつも、主張する、という微妙な力関係の構図が、さらによい人間関係を作れそうで、とても面白く感じました。段取りしてくれたメンバーには本当に感謝です。

人間は、成長します。
でもその成長には、きっと、イレギュラーな要素が必要です。
自分が予測していたり、自分が好むものごととしか関わらないよりも、まったく想定していないことに出会ったときのほうが、
あとからかんがえてみたら、ものすごく成長しています。

僕は、青年会議所に入っていました。
最初はいやでいやでしょうがなかったです。
時間の無駄だと思いました。
でも、そこで関わりあう人間が、自分の好むと好まざるとに関係ないのです。強制的に関わります。だから、面白くないこともあるし、腹の立つこともありました。でも、あとから考えたら、それらの問題を真剣に考えて、よりよくするよう努力したときには、成長できていた気がします。

だから、いまでは僕は、イレギュラーなことを喜びます。
「そんなことして、意味なくね?」の中にこそ、
もしかしたら、自分が理解できないほどの面白い成長が隠れているかもしれません。