人は自分の欲する情報しか信じない。
宇宙開発は国家事業。個人が出来るものではない。
と思ってる人は少なくないと思います。
でも、その情報は、どこから仕入れたのでしょう?
普通?常識?みんながそう言ってる?
宇宙開発の祖であるツィルコフスキーは、個人じゃない?
アメリカのゴダートさんは、個人じゃない?
フォンブラウンはナチスを利用したけど、それは、ミサイル開発を自分個人の宇宙開発に利用するためだったし・・・
日本の、糸川英夫さんも、国家事業としてではない形で宇宙開発を始めたはず・・・
宇宙開発の歴史を調べれば、宇宙開発は国家事業からスタートしていないことを容易に知ることができます。
残念ながら、根拠のないうわさばなし程度の「普通」や「常識」を信じきってしまう人は少なくないです。
いまだに、「航空宇宙の仕事は、東大(クラス)の学校を出ないとできない」と、真剣に思い込んでいる人もたくさんいます。
こういう人たちは、デマや流言に簡単に乗ってしまい、風評被害を生み出してしまうかもしれません。
でも実は、デマや流言に乗ってしまう人たちは、
自ら進んで乗っています。
というか、人間は、自分の求める情報しか認めないです。
たとえば、航空宇宙に憧れたけど、それを追いかけもせずにあきらめてしまった人たちは、あきらめてしまった自分を正当化するために、「航空宇宙産業なんて、並大抵のことではできません」という情報を必要としてしまう可能性があります。
「あきらめた人」は、あきらめた自分を正当化するために、
「できない理由」を欲し、その「できない理由」を他人に与えて、「あきらめる人」を作ってしまうのかもしれません。
同様に、「努力をやめてしまった」人たちも、「努力をしても無駄である」という情報を欲し、それを他人に教えてしまう可能性があります。
これは、いつまでもつづく連鎖になります。
でも、この連鎖は、切断可能です。
そのためには、「できない理由」や「努力をしても無駄である」という情報に負けないで、「できる理由」と「努力は報われる」という情報を信じ、それを発信できる人を増やすことです。
そこらじゅう、さがせば、なんぼでも、「できない理由」や「努力をしても無駄である」という情報は転がってます。
でも、同時に、「できる理由」と「努力は報われる」という情報もたくさんあるのです。
そのどちらを選び信じるのか。
それは、僕ら個々人が自由に選択できます。
僕らは、生き様を自分で決められます。
僕は、「できる理由」と「努力は報われる」という情報を求め、そして、発信していきます。