植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

「お前なんて!」といわれても「自分なんて」と思わなくていい。

お前なんて・・・
お前なんかに・・・

よく言われてきた言葉です。

たいていの場合は、希望に見合う努力をしていない時に
言われていたような気がします。

一番言われたのは、進路かな。

先生から見たら、僕は成績も悪く、努力をしていないように見えたのでしょう。
努力をしない人間が、飛行機やロケットを作りたいなんて言ったら、そりゃ、先生も「お前、世の中なめんなよ!」と、面白くなかったのかもしれません。
でも、先生の目が見ている努力は、学校の成績だけでした。
僕が家に帰ってからしている努力は、先生には価値がないことだったのだと思います。


僕は、「お前なんて!」「お前なんかに!」と言われた時に気をつけていたのは、「自分なんて」「自分なんかに」と思わないことでした。

だって、「普通の人間に飛行機やロケットは作れない」と言い張る先生に対して、僕は、「ライト兄弟は普通の人が努力しただけだ」と思っていたからです。

僕から見たら、その先生はあまりにも飛行機やロケットの歴史を知らないし、航空産業のことも知りません。極端な情報不足のせいで、先生の判断は間違っていて、根拠がないことに思えました。
そんな、間違っていて根拠のない人の言うことを信じて鵜呑みにして、自分の人生を諦めてしまうのは、納得いかないし、
馬鹿げている、と思いました。

やったことがない人は、できない理由しか教えてくれません。
そして、
やったことがある人は、できる方法を教えてくれます。

だから、
お前なんて・・・
お前なんかに・・・
と言われても、
自分なんて・・・
自分なんかに・・・
と思う必要はありません。

自分の人生は、自分のものです。
やったことがある人を探して、仲良くなればいいです。
やったことがない人が言う根拠のない評論で、
自分の未来を諦める必要はないです。