植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

わかりきったことだけ言っていても何も変わらない。

僕は、いじめや、児童虐待や、戦争をなくしたいと思っています。
 
そこで、自分なりに仮説を立てて、
「どーせ無理」という言葉に負けない人が増えたらいいのかな、と思いました。
 
だから、その自分の仮説に基づいて行動しています。
 
でも、「そんなことしたって、戦争やいじめはなくならない」という意見も沢山いただきます。
 
ま、紀元前から、ずーっと戦争してるしね。
いじめも、遙か昔からあるもんね。
僕も、自分の代で解決しないかも、と思っています。
でも、戦争やいじめをなくしたいです。
だから、できることをします。
 
それに対して「そんなことしたって、戦争やいじめはなくならない」という人たちは、どうしてるんだろ。
戦争やいじめがなくならないから、戦争やいじめを防ぐ努力はしない?
傍観?
自分が巻き込まれなければ、まあいいかな?
 
「そんなことしたって、戦争やいじめはなくならない」というのは、過去のデーターに基づく事実だと思います。
それは「冬は寒い」と同じです。
当たり前のことをしゃべってるだけです。
でも、「冬は寒い」しか言っていなければ、北海道だと死にます。
工夫した人が生き延びたのです。
 
昔、僕らは原始人でした。
原始人は、様々な困難に直面します。
飢饉も、病気も、猛獣も、とにかく、様々な問題です。
それを、「だったらこうしてみたら?」と考えて、
工夫した人だけが生き延びました。
だから、僕らには、「だったらこうしてみたら?」の遺伝子が濃縮されて入っているはずです。
 
わかりきった、あたりまえの事実だけをしゃべっていても、状況は変わりません。
不景気に「不景気だ」といくら言っていても、仕事は増えません。
「まだできることがある」
 
サマーウォーズというアニメは、本当にいいアニメです。
ぜひ、見て欲しいです。
なんか、安くなってるし。