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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

教育にも変化が求められています。

人類は進化発展をし続けています。
そのため、大問題発生です。
 
なぜなら、縄文時代に生まれた人も、江戸時代に生まれた人も、
明治時代に生まれた人も、現在生まれた人も、
生まれたときの状態は、ほぼおなじ「赤ちゃん」です。
でも、成人するまでにおぼえなければいけない情報は、桁違いのはずです。
 
1990年代、企業でパソコンが一気に普及したとき、
多くのおじさん達が、必死で就労後にパソコン教室に通って、
変化した仕事の環境に対応しようとしたことを、知ってる人もいるはずです。
 
いまも、世界は変化しています。
情報は増え続けています。
しかし、人間の寿命は頭打ちです。
 
生まれてから成人するまでの間に、
おぼえなければいけない情報が増えているのに、
その間の人間の時間は変わらない。
ということは、単位時間あたりの学習量を増やす必要がある、ということです。
 
そこに挑んでいるのが、スーパーサイエンスハイスクールなどの、
新しい教育方法だと思います。
 
従来型の受験にとってはマイナスです。
従来型の受験は、「ヤマ」を「丸暗記」した方が、効率的だからです。
僕も、「過去問題丸暗記作戦」で受験を乗り越えています。
しかし、スーパーサイエンスハイスクールが目指すのは、「思考力」です。
そして、いま、大学や企業が求めているのも、「思考力」です。
 
社会が求める人材と、受験が選択しようとする人材に、隔たりが生じています。
そこを改善するための、スーパーサイエンスハイスクールなのだと、僕は思っています。
 
しかし、残念なことに、このような新しい取り組みに否定的な先生や保護者も少なくないです。
否定する理由は
(1)受験勉強にとってはマイナスになる
(2)教師や生徒の負担が増える
が多くを占めます。
 
(1)に関しては、後数年で大学の入試改革が起きます。
というか、受験ってなんのためにするの?
ぶっちゃけ、いい会社にはいるためじゃないの?
だったら、「いい会社」がどんな人材を求めているかを、もっと調べた方がいいんじゃない?
さもないと、「大学には行ったものの、就職できません」状態に陥る可能性が高まります。
 
(2)に関しては、これは、企業も同じ問題を抱えています。
「余計なことをしたら損をする」「そこまでする必要あるの?」
という言葉に負けたら、企業はつぶれます。
言い換えたら「めんどくせ」と「だりい」との戦いです。
なぜ、戦わないといけないのか?
明確です。世界は変わっているからです。
世界はどんどん変わっていくのに、自分だけ変わりたくない。今のままで維持したい。なんてのは、あり得ないです。
「努力も工夫もしないで、今の生活を守りたい」なんて、虫が良すぎです。
僕らは、生き延びる努力をしないと、生き延びられないです。
 
僕は、今の教育システムが教える内容は、もっと短時間でおぼえられると思っています。
というか、社会人になった人たちは、もっと多くの情報を、短期間でおぼえなければいけないことを知ってるはずです。
 
今後、教育の効率向上は、ものすごく重要になってくると思います。
だから僕は、文科省ががんばってるスーパーサイエンスハイスクールを応援します。そのための努力をしている先生と生徒を応援します。