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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

組み体操について思うこと

組み体操の危険性が話題になっています。
 
僕は、以前から、組み体操の教育的効果には疑問を感じています。
 
教育は、失敗を安全に経験させること、だと思っていますが、
組み体操には、永久的な後遺症が残る怪我や、死亡につながるような事故の可能性があり、しかもそれは、当人のミスでは無く、他人のミスによって生じる可能性が高いです。
昔ながらの「連帯責任システム」を感じます。
 
組み体操肯定派の人の意見もわかります。
集団で困難を乗り越えた後の達成感は、困難に挑む気持ちを強くしますし、連帯感も強くなると思います。
しかし、乗り越えないで怪我をしたり、命を落とした場合は、どうなるでしょう。
ちょっとの怪我ぐらいで、がたがた言うな!という人もいます。
でも、たかが骨折といえども、そのために、それ以前にできたことができなくなるというケースは少なくないです。
 
組み体操肯定派の人の中には、組み体操が教育に必要だ、という人もいます。でもね、それならば、組み体操できないほど人数少ない学校は、良い教育ができないって事でしょうか?
大勢で多段数の組み体操をした学校の子に比べて、
組み体操できなかった少人数の学校の子は、劣るのでしょうか?
教育に、そんな格差があっていいの?
 
僕は、組み体操と同じ効果や、それ以上の効果を、より安全に、全国どこでも受けられる仕組みを考えるほうがいいと思います。
必ずしも、組み体操の、段数の高さや、技の難易度の高さにこだわる必要はないと思います。
 
(ちなみに、僕は、小さい頃から片方の目が悪くて、遠近感が不十分です。だから、ボールを使ったスポーツが、とてつもなくへたくそです。だから、体育の時間はつらかったです。
小学生の時に、野球クラブに一瞬だけ入りました。でも、初日に、監督にガンガンノックされて、球が捕れないと怒鳴られて、あげくは玉が顔に当たって、そうしたら、下手くそはやめろ!と怒られました。
僕の球技が下手くそな原因が、遠近感のなさだということに気がついたのは、大学生になってからです。
昔は、小学生用の、スポーツ用のよいめがねがありませんでした。
僕のように、身体的な理由で、運動が苦手な人もいます。団体競技は、そういう人にとっては、つらい事もあると言うことも、考慮して欲しいと思います。)