植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

失敗したときは

失敗は嫌なものです。
 
でも、人間は必ず失敗します。
 
失敗すると、人は、たいていは自分を責めます。
そのあと、2パターンに分かれます。
 
(1)自分をもっと責める
(2)他人を責める
 
自分のせいだ・・・自分なんて・・・・
に陥ってしまう人は少なくないです。
 
または、
自分を責めて、そのうえで、それが嫌だから、
失敗の原因を自分以外のせいにしてしまう人もいます。
そういう人は、まわりを攻撃します。
 
でも、実は、自分を責めても、他人を責めても、
問題の解決にはならないです。
 
 
大事なのは、
「この問題ある状態を改善するために何ができるか考える」です。
これができれば、自分を責めたり。他人を責めたりする「ひま」はなくなります。
しかも、問題は解決の方向に向かいます。
 
でも、せっかく「改善」を考えているのに、
「反省の色がない!」とか、
「責任をとってやめてしまえ!」とか言われると、
「改善」を考えられなくなります。
せっかくの失敗というデーターを活かせなくなります。
 
実は、失敗した人は、失敗という貴重なデーターを得た人です。
そのデーターを活かすためには、
「改善」を考えてもらうのがいいです。
 
ただし、「しない」が原因で生じた失敗の場合は、
その人に何かさせようとしても、
何も「しない」ので、結果は改善されません。
 
だからこそ、
「失敗を恐れてしない」を選んでしまう人達が失敗をすると、
改善される可能性がとても低くなります。
それは、もったいないことです。
 
「する」人が、失敗した場合には、その失敗は改善につながる可能性があります。
 
だから僕は、「する」ほうが、いいと思っています。