植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

なぜ、やったことがないことをやりたがるのが大事なのか?

僕は、これからの時代に必要な資質は、
やったことがないことをやりたがる
あきらめない
くふうする
だよ、と何度も言っています。
それには、根拠があるのです。
 
これから、ロボットのおかげで、仕事がどんどん人間を必要としなくなります。
 
だから、新しい仕事を生み出す必要があります。
 
新しい仕事は、
世の中の、悲しみや、苦しみや、不便を、
なんとかしよう、という心から生まれます。
 
その心は、優しさです。
 
で、優しさは、自信から生じます。
 
なぜなら、自信が無い人は、自分を保つために、自分以下を必要とするからです。
そして、自分を保つので精一杯で、他人のことにかまっていられません。
 
そして、自信は、お金で買えません。
自信は、人を見下したり、自分以下を作っても手に入りません。
自信は、一人ボッチで守れるものでもありません。
 
自信は、やったことがないことをやると増えます。
 
だから、これからの時代に必須の資質は、
 
やったことがないことをやりたがる
あきらめない
くふうする
 
になります。
 
スポーツや勉強で勝ったら自信がつく、という意見がありますが、
勝つということは、負ける人がいるということです。
負けた人は、自信がつくのかな?
そして、どこまで勝てばいいの?
世界一までいくしかないの?
僕は、勝ち負けは、他者評価にすぎないと思います。
他者評価を自己存在にしてしまうと、自主性は失われます。
 
やったことがないことをやりたがる
あきらめない
くふうする
は、人間が生まれ持つ資質です。
これを、奪わないだけでいいのになあ。