植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

8月5日は岡崎です。

8月5日は、岡崎で講演させていただけます。
 
よんでくださるのは、フリースクールをがんばってらっしゃる方々です。
 
僕は、小学生の頃、学校の先生に「この子はおかしいから、普通学級は無理だ。」と言わたそうです。
僕は、親がそれを話しているのを、廊下で聞いてしまいました。
僕は、親に迷惑をかける、おかしな人間なんだとおもって、
とても悲しかったです。
 
でも、そんな僕を支えてくれたのは、エジソンのお母さんでした。
 
僕は、学校は、工業製品の選別機であってはならないと思っています。
「普通」以外を「異常」として排除するような仕組みではあって欲しくないです。
すべての人の特性を活かし、輝くようにする場所であってほしいです。
でも、それはきっと、たいへんなのだと思います。
 
僕らは、ロケット教室の時に、作り方を教えません。
その代わりに、助け合って作るんだよ、と話します。
そうすると、できる子はどんどんやります。
中くらいの子は、できる子を見たりして、
なんとか前に進みます。
そうではない子は、僕らがすぐに見つけられるので、
その子にあった対応ができます。
ところが、全員に同じ事をさせて、全員ができるまで待つ方式だと、できる子はひまだからだらけるし、そうでない子は、あせらされて、ますますできなくなります。
結果的に、僕らのやり方と、全員一致方式では、制作時間は倍くらいちがってきます。
 
この、よんでくださるフリースクールのHPをみたら、
まさに、僕がやってる方式で学校を運営されているようです。
ぼくは、この学校に希望を感じます。
 
この講演に来てくださったら、そういう学校の方々とも仲良くなれると思います。