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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

愛が生み出した仕事

僕の本が、オーディオブックになりました。
目で読まなくても、耳で聞けます。
車の運転中でも、
お年を召して本を読むのがおっくうな方でも、
いつでも聞くことができます。
 
僕は、本が好きです。
でも実は、日本の名作と呼ばれる小説のほとんどは、
NHKの朗読の時間で吸収しました。
中学生、高校生の頃、ラジオで放送されていたのです。
自分で読むのがちょっとためらわれても、
耳からならすいすい入ってきました。
 
僕の講演は、ちょっと変わった講演だと言われます。
スライドの枚数がやたらと多く、
スライドには、でっかい文字がならびます。
これは、進化してこうなりました。
スライドに使うのは、一瞬で読み取れる文字数にしています。
そして、それと同じ事を、僕がしゃべります。
目と耳から同時に入力する方法です。
なんとなく、この方法だと、記憶に残りやすいような気がしています。
 
僕もすっかり年を取り、驚くほど老眼です。
年々、間違いなく悪化しています。
3種類の老眼鏡をつかいわけています。
だから、文字が小さい本を読むのが、おっくうになってます。
きっと、同じ状態の人は少なくないはず。
そういう人に、このオーディオブックはとてもいいはず。
 
また、僕は、自動車での移動が多いです。
自動車での移動は、運転以外にすることが無くて困ります。
ものすごい無駄な時間だと僕は感じています。
そういうときも、オーディオブックなら大丈夫。
運転の時間を、学びの時間にできます。
 
このオーディオブックの会社を作られた方は、
ご自身のおじいちゃんが、目を悪くしてしまい、
大好きだった本を読めないでいる姿を、何とかしたい、と
思ったところから始まったそうです。
世の中の、悲しいことや、苦しいことや、不便なことを、
何とかしたい、と思う気持ちが、新しい仕事を生み出します。
人間の優しさが、新しい仕事を生み出します。
 
その優しさの正反対が、「喰ってくためにはしょうがないよ。」
「きれい事じゃ喰っていけないよ。」という言葉かも。
 
僕のだけじゃなく、他のいろんなオーディオブックを試してみて欲しいです。
愛が生み出した仕事です。