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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

考える練習の大切さ

昨日は、スペースプローブ発表会でした。
残念ながら、静岡の高校生は、台風の影響で来られませんでしたが、
沢山の高校生と、見学の型が来てくださいました。
 
高校生は、がんばってプレゼンをしてくれました。
各校それぞれの個性あふれるおもしろいものでした。
 
でも、どのチームも、人手不足感がすごくありました。
 
僕は、スペースプローブの研究は、
進学してから、就職してから、ものすごく役にたつ能力の研鑽になると思っています。
 
なにしろ、「何をしろ」という指示がありません。
何をするのかを、自分たちで考える必要があります。
 
今回の発表会でも、スーパーサイエンスすくーるのチームは、
とてもしっかりしている印象でしたが、
スーパーサイエンスの子達は、普段から、「何をするのかを自分で考える」修練を受けているからかな、と感じました。
 
僕もスポーツは好きです。
自転車が大好きです。
自転車は、とにかく自転車をこぐのが練習です。
足の回転数を上げる練習や、負荷をかける練習など、
もう、やるべき事は、だいたい決まっています。
それを、どれだけやるかです。
僕は、その苦労は、「何をしていいのかわからない状態から、何をすべきか考え、やったことがないことをやる苦労」よりも、かなり楽に感じています。
(僕の個人的見解です)
 
人間は、考える能力を持っています。
これこそが、人間を動物では無くしています。
そして、これこそが、ロボットに負けない人を作ります。
だからこそ、考える練習は、とてつもなく大事だと思います。
と同時に、考える練習は、他人に指示されたことをやっても、決して身につかないです。
自分で考えないといけないです。
だから、考える力を増やす教育や、塾などは、とても困難だと思います。
考える力を増やす教育としてできることは、おそらく、「経験を増やす」ことだと思います。
 
僕は、スーパーサイエンスや、スペースプローブコンテストが、
もっと多くの人に、「大切なもの」「重要なもの」と認識してもらえるようになったらいいな、と思っています。
 
まあ、もうじき、受験が大きく変わりますから。
そして、社会はとっくに変わっていますから。
これからは、考える練習をしてこなかった人たちは、
ロボットに負けたり、うんと安く働く羽目になったりする可能性が高いです。
そうならないためにも、考える練習は、しておいた方がいいと思います。
 
というか、考える力を、奪わない教育が必要だと思います。
(これについては、またあとで書きます。)
 
今日はこれから、盆前最後の、工場見学です。