やりたいことを、できるか、できないかで判断しないで。
夢は、やってみたいこと。
でも、なにもやりたいことが思いつかない。
という人は、
もしかしたら、
やりたいことと、できそうなことを、間違えてないかな?
やりたいことを考えるとき、
「やったことがないからできなさそう」
「うまくいかなさそう」
「じょうずにできる自信がない」
「どうやったらいいのかわからない」
と思ったら、なにもできなくなります。
やりたいと、おもったときに、
できそうか、できなさそうかで、考えるのではなく、
なにを乗り越えなくちゃいけないかを考えて、調べて、乗り越える努力をすると、どんどんいろんなことができます。
どんな人も、最初は初心者です。
だから、初心者であることは、マイナスの条件ではありません。
また、やった事がある人の人生をなぞるのも効果があります。
僕は、ロケットを作ることになったとき、
過去に読んでいた、オーベルトや、ゴダートや、フォンブラウンの伝記がとても役にたちました。
彼らが、70年前にやったことを、現在の科学を使って、
大急ぎで駆け上っただけです。
彼らの残してくれた記録のおかげです。
知識もなく、何もないままで、いきなり挑むと、
できることはわずかです。
それでも、やらないよりは、遥かにましです。
でも、知識を得たり、仲間を得たりしたら、
もっともっと前に進めます。
だから、できそうか、できなさそうかで考えないで、
どうやったら出来るかを考えてください。
そうしたら、今よりももっと素敵になれます。