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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

「わるのり」が生まれるのは、思考しない大人のせいかも。

時々、不必要にでかい声で挨拶をする子がいます。
不必要に長い時間拍手をする子がいます。
「わるのり」という言葉で表現されるかも。
 
こういう子達は、「挨拶しろ!」を強制された人達です。
挨拶をなぜするのか、を伝えずに、
挨拶だけを強要した結果、強要する大人に対しての
精一杯の抵抗として、ふざけた挨拶をするようになります。
 
理由を説明しない強制を、納得できる人間はいません。
でも、それをやってしまう大人はたくさんいます。
なぜなら、自分自身も、そうされてきた結果、
理由がわからないからです。
 
「なぜ勉強しなければいけないんですか?」
という質問に対して、
「余計なこと考えないで、言われたことを言われたとおりにやれ!」
と答える大人は少なくないです。
これは、理由を説明しない強制です。
 
もしくは、
「勉強しないと、いい学校に行けなくて、いい会社に入れなくて、大変になるんだよ。」とおしえる人もいます。
でも、子ども達は、学歴や成績があっても、必ずしも良い結果にならないことを知っています。
だからこれは、理由を説明してるようにも見えるけど、実際には脅迫にしかならないです。
 
僕だったら、
「勉強きらいかい?」って聞きます。
おそらく、子どもはうまく答えられないかもしれません。
「僕は学校の勉強が嫌いだったなあ」と言います。
なぜ嫌いだったのか話します。
「でも、自分で調べたりする勉強は好きだった」という話をします。
そして、それがパワーになったという話をします。
学問は、社会の問題を解決するためのものです。
教育とは、失敗を安全に経験させて、乗り越え方をおしえるものです。
それを理解せず、単なる「聞き分けが良くて、都合のよい子」を作ろうとすると、「わるのり」する子が生まれるのだと思います。
 
大人は、子どもに質問されたら、もしも答えられなかったら、
考える時間をもらってください。そして、考えてください。
考えないで適当に答えるのをやめて欲しいです。
それは、大人にとっても、子どもにとっても悲劇です。