植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

夢を仕事にするのは、そんなに難しくない。

夢を仕事に出来る人なんて、ほんの一部なんだから、夢みたいな事言っていないで、もっと現実を見なさい。
 
という言葉は、すごくよく耳にします。
 
夢が仕事になっちゃうのは、そんなに難しくないです。
そのために、もっとも大事な条件は、
(1)夢を持つ
(2)夢を沢山持つ
です。
 
夢が多ければ多いほど、それが合致する部分がある仕事が増えます。
夢が一つしか無いと、それとどんぴしゃ一致する仕事とは、なかなか巡り会えないです。
 
 
次に大事な条件は、
(3)夢を見つける
です。
 
はじめて所属する職場では、わからないことだらけです。
わからないのだから、知ればいいです。調べればいいです。
でも、「知る喜び」「わかる喜び」を知らないと、
「知らない」と、「わからない」は、マイナスにしかならないです。
それでは、おそらく、その職場で「楽しい」を探すのは難しくなるでしょう。
「知る喜び」と「わかる喜び」を知っていたら、その職場で、必ず「楽しい」が見つかります。そうしたら、夢と仕事が一致する可能性はと手も高くなります。
 
最後に大事な条件は、
(4)夢で喰おうと思わない
です。
 
夢で喰おうと思わなければ、実は、たいていの夢はわりとかんたんに叶います。
というか、ほんとうは、いきなり喰える方がおかしいです。
何も知らない状態から、当たり前の給料をもらえるなんて、本当ならありえない話です。
でも、それは、あり得ます。
初心者でも、経営者が期待する通りに働ける仕事があります。
でも、そういう仕事は、いきなり給料もらえるけど、
スキルの蓄積を必要としない仕事です。
だから、長いこと働いても、給料は増えないです。
また、自分より安く働く人がきたら、簡単に交換されます。
 
実は、喰えなさそうな夢を仕事にするには、スキルの蓄積が必要です。
だから、自動的に、最初は喰えないです。
でも、やり続けていって、スキルが蓄積されたら、喰えるようになります。
その、最初の喰えない期間を、どうやって生き延びるかがとても大事です。
 
僕は、本当は高校や大学や専門学校は、この「スキル蓄積時期」なんだろうと思っています。
でも、この時期に、スキルを蓄積しないでしまうと、社会に出てから、「誰でも交換可能」な仕事にしか就けないかもしれません。
 
夢を仕事に出来る人が少ないのは、
夢を仕事にする方法を知らないままに、
夢をあきらめてしまうからだと思います。
もしくは、夢を職業や進路だけに限定してしまうからだと思います。
 
夢とは、大好きなことや、やってみたいこと。
仕事とは、人の為に役にたつこと。
どちらも、なんこあってもいいです。どんなのでもいいです。
おかねにならなくたっていいです。
 
夢が沢山あれば、いっこくらいうまくいかなくたって大丈夫。
 
夢を仕事にする秘訣は、夢を沢山持つこと。夢をどんどん見つけること。夢で喰おうと思わないこと。だと思います。
 
そうはいっても、喰っていかないとまずいですよね。
ちなみに、日本国は最低賃金という制度があります。
日本中のどこでも、だいたい一緒です。
ということは、収入は日本中だいたい同じなのだから、
支出が低い地域で暮らせば、差し引きはプラスになるはず。
だとしたら、喰っていくために有利なのは、都会ではないですね。
地方に可能性があると思います。