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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

低レベルな人権侵害の情報に負けないように。

鬼平のDVDとか売ってないかなと思って、Amazonを調べていたら、
鬼平のアニメの評価が一杯ありました。
 
池波正太郎ではない人が。
ドラマ版鬼平を作った人でもない人が。
アニメを作っていない人が。
アニメの鬼平をボロカスに評価しています。
 
自分が知っているものと違うから?
 
道具とか機械とかの評価で、
壊れやすいとか、性能が出ていないとか、物理的に確認できることは、参考になる情報です。
梱包が悪かったとか、届かなかったとか、違う製品が届いた、というのも、お店の信頼度の参考になる情報になります。
 
でも中には、あきらかに使い方を間違っていたり、
間違って購入しての低評価もあります。
それは、情報としてはレベルが低いです。
 
数値的にも、物理的にも確認のしようがない、
自分の好みに関する評価は、評価と言えるのか微妙です。
それでも、「プラス」の評価は、まだ有益かなと思います。
しかし、「マイナス」の評価は、下手したら、名誉毀損か誹謗中傷になりかねないです。
 
おまけに、見てもいないのに、
ある監督の作品だからと言う理由で、めちゃめちゃ低評価を着ける人もいます。これは、ほんとうに名誉毀損なんじゃないかと思います。
 
僕は、ドメスティックバイオレンスの講習会をうけてDV講座の資格をいただきましたが、その講習会に限らず、暴力や人権侵害を防ぐための講習会では、下記のようなケースを学びます。
 
仲良くしてる男女が喫茶店にいきます。
二人はコーヒーを注文します。
届いたコーヒーを飲むとき、女性はミルクと砂糖を入れました。
すると、男性が、「そんなことしたら、コーヒーの味が台無しじゃん!そんなの信じられない。コーヒーを作った人に失礼だ。君はコーヒーを飲む資格がないよ。コーヒーはブラックで飲まなきゃダメだ!」と文句を言います。
女性はすっかり落ち込んでしまいます。
 
これは、暴力だそうです。
相手の思考や行動を強制する。相手の人格を否定する。
これは、人権侵害です。
でも、それと同じようなことが、ネットでは野放しです。
 
最近、グーグルは、検索エンジンを改良して、根拠の乏しい情報が上位に来ないようにしたそうですが、そういう対策は必要だと思います。
ある本では、現在の日本のITは、高度情報化社会ではなく、低度情報化社会だと書いていましたが、そんな気もします。
根拠の乏しい憶測の誹謗中傷が渦巻くようでは、ネットはどんどん信頼性を失います。せっかく便利なのに。
 
また同時に、他人の人権を侵害しない人を増やすべきです。
それが、家庭で出来ないのならば、それをするのは教育のはずです。
でも、残念ながら、教育の現場でも、人権侵害が起きているのも事実です。
 
人権侵害の反対は、おそらく「尊重」だと思います。
自分と「ちがう」を尊重することは、人としてとても大切な事です。
僕は以前、「どーせ無理」という言葉をなくしたくて、
「どーせ無理禁止条例」なんて言ってました。
でも、今は、「どーせ無理に負けないで。負けないためには、だったらこうしてみたら?だよ。」と言うようにしています。
なぜなら「どーせ無理」という言葉を使う人を否定してはいけないと思ったからです。
 
世の中には、人を恨み、ねたみ、自分以下を作らないといけない人達が少なからずいます。
そういう人に文句を言っても、議論になりません。
なぜなら、彼らの目的は、自分以下を作ることであって、自分の進化成長や、新しい思考ではないからです。
そういう相手に負けて、自分の行動をやめてしまったりしたら、
まさに、嫌な相手の思うつぼです。
だからこそ、根拠の乏しい誹謗中傷に負けないで、自分の思考と行動を前進させることが大事です。
 
そして、根拠の乏しい誹謗中傷にさらされているものを応援するのも大事だと思います。
 
僕は、アニメの鬼平はすごく好きです。毎回泣けます。