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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

成長しない人は、他人の成長を潰す。

結構前の話ですが、
ある工場に行きました。
 
そこは、新しい機械の開発と実験をやっている工場でした。
 
いままさに、新しい装置の組み立てをしているようです。
大きなカバーを取り付けようとしていました。
 
でも、その作業に僕は不安を感じました。
 
おそらく、偉い人が大声で怒鳴っています。
作業がうまく行っていないようです。
「おら!なにやってんのよ!」
「おまえ!ちゃんとやれよ!」
「あー、ちがうちがう!だめだだめだ!かってなことすんな!」
「何ぼーっとしてんのよ!さっさとやれよ!」
先頭に戻る。
 
作業している人達は、みんなこの言葉にいらついています。
「そんなに言うなら、お前一人でやれよ!」という雰囲気が
どんどん濃密になっていきました。
 
この怒鳴り声の指示には、具体的な情報がないです。
他人がやってることを否定しているだけです。
どうすればうまくいくのか、まったく指示していません。
そんな指示に従う方法は、「なにもしない」です。
でも、「さっさとやれ!」と怒鳴られます。
だから、ゾンビのようにゆったりと、指示されたことだけをやるしかないです。(ドーンオブザデッドの走るゾンビじゃなくてね。)
 
で、週明け。その工場で大きな事故があったことを知りました。
なんとなく納得してしまいました。
 
でも、こういう、無価値な指示をしてる人はたくさんいます。
きっと、自分がどうやってやってるのか、わかってない人です。
こういう人は、前回よりもよくしようと思わないです。
もしも、前回よりも良くしようと思ったら、前回の自分の作業を考え、改良点を考え、試すからです。
その過程で、自分の作業のことをよく理解します。
こういう無価値な指示をする人は、成長しないどころか、まわりの人の成長までも潰してしまいます。
 
でも、同じような学校を沢山見てきました。
生徒はみんな、ジョージ・A・ロメロ風のゾンビになってました。
生徒の行動を否定する言葉を怒鳴り散らす先生は、
おそらく、いままでやってきたことを、検証もせず、そのまま繰り返すだけの先生なのだろうと思います。
 
人は、成長します。
その価値はすごいです。どんな金利よりも高いです。
でも、人を成長させないどころか、潰す人もいます。
自分自身が成長できない人です。
そういう人が、教育者や上司になったら大変です。
 
こういう人に負けないためには、こういう人の仕事をなくするのが一番です。
なんでも、先にやってしまうのです。行動するのです。
いい手柄をあげるのです。
おそらくそうしたら、その手柄は、全部いやな上司に持って行かれるでしょう。
でも、大事なのは、手柄ではないです。自分の成長です。
だから、悔しいかもしれないけど、先回りです。
やがて、その「成長しない人」は、存在理由を失います。
 
悔しいけれど、
「明日のために、今日の屈辱に耐えるのだ!」でがんばりましょう。