植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

4月1日は植松電機のロケット体験教室です。付き添い参加が不可な理由。

明日は神戸です。日帰り。
朝の4時半くらいに出発かな。
赤平に帰り着くのは、日付が変わる前くらい。フルに一日を使います。
 
その翌日、4月1日は、植松電機のHPから予約できる、ロケット体験教室です。
幸いなことに、現段階では、4月1日は晴れです。
風も弱そうです。ロケット打ち上げには適しています。
しかし、日中の最高気温の予報は5.8度。
本州からみたら、ものすごく寒いはず。
北海道は、桜が咲くのがGWですから。
ということで、いらっしゃる方は、十分な防寒対策をしてきてくださいね。
 
昨年は、偶数月の第一土曜日の午後からのロケット体験教室でしたが、今年は、受け入れを増やすために、
4月、6月、7月、8月、9月の第一土曜日の午後からにしました。(5月はGWとかぶるのでスキップです。)
 
このロケット体験教室は、参加した人が全員ロケットを飛ばせる人になってもらうことが目的なのと、スペースに限りがある中、できるだけ多くの人に体験していただくために、「付き添い」での参加が不可能です。
「付き添い」ありだと、子ども一人がつくって、そのほか4人付き添いです。付き添いは無料ですよね。なんていうこともありましたので・・・。
予約のHPにも「付き添いでの参加はできません」と明記してありますが、残念なことに、読んでいない人もけっこういます。
ちゃんと理解してくれている方々に申し訳がたたないので、
厳しいかもしれませんが、付き添いでの参加ができないことを徹底していきますので、ご理解いただきたいです。
 
たとえば、子ども向けの映画を見るときに、「親はこの映画に興味が無いので、子どもの付き添いです。」って無料にはならないですよね。
 
また、子どもだけ作って、親が作らないケースに限って、
親が異常に過干渉のことが多いです。
ああしなさい、こうしなさい、ちがうちがう!ちゃんと読みなさい!なにやってんの!勝手なことするんじゃない!と怒鳴りまくりです。
僕らがみかねて子どものフォローに回ろうものなら、
「教えてもらったんだから、ちゃんとお礼を言いなさい!」と、
さらに子どもが怒鳴られています。
そういう子どもは、本当にかわいそうです。
だからこそ、親も作れ!と思います。
 
先日、あるお母さんから、「うちの子どもは、何をやっても、わかんなーい、できなーい、むりー、ばっかりなんですけど、どうしたいいんでしょう?」と質問されました。
子どもは、「そんなこと言わないでよ」みたいにしています。
僕が、「ああ、それは、子どものやることに干渉しすぎじゃないですか?もっと子どもの考えを尊重したらいいと思いますよ。」と言ったら、子どもの顔が明るくなって、ぶんぶんうなずいています。
お母さんは「そんなこと言われても・・・」みたいに不服げでした。
 
子どもに失敗させまいと頑張ると、
子どもの成長は止まってしまいます。
大事なのは、安全に失敗を経験させ、乗り越え方を教える事です。
そのためには、自分もやるのが一番です。
でも、自分自身が失敗を避けて育ってきた人は、失敗の乗り越え方がわからないから「失敗したらどうするの!」になります。
それがまた、失敗を経験できない子どもを育てます。
悪循環です。
 
この悪循環を断ち切るためにも、植松電機のロケット体験教室は「付き添い参加は不可」ですので、
ぜひ、ロケットをつくって飛ばせる人になってほしいと思います。