植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

子ども達を集めるのは難しい。でも、あきらめなくていい。

昨日は、八王子で講演させていただきました。
八王子は、何度も行ってるので油断してました。
電車が、立川をすぎたなあ・・・・そろろそかな、と思ったら、拝島でした。
なんと、行き先は2種類あったのね。
どうりで、ジョルダンの乗り換え案内が、ちがう電車を指示してくるわけだわ。
でも、拝島から八王子まですぐに行ける電車あったので大丈夫。

ちなみに、ジョルダンの乗り換え案内PLUSを使っていますが、
昨年くらいからか、異常に動作が遅くなりました。
念のため、無料のジョルダン乗り換え案内に切り替えたら、さくさくうごきます。
課金の意味ね−。

今日は、八王子でコーヒー店等を経営されている方が、機会を作ってくださいました。
彼は、子ども達に話を聞かせたい、と、子ども達を集めようとしていましたが、
なかなか思うようにならず、失敗しました・・・とがっかりしていました。
でも、会場には、お子さん連れの方が沢山来てくださってました。
もくろみよりも子どもの数が少なかったかも知れないけど、
それは失敗では無く、こうやったらこうなった、という貴重なデーターです。

日本中で、様々な団体が、子ども向けの事業をしようとします。
特に、青年会議所では、青少年育成事業で、中学生や高校生を集めたい!という事業計画をする委員長は少なくないです。とてもいいことです。
でもね、まー、普通にやったらあつまらないですね。
なんたって、小学校の高学年あたりから、習い事やクラブ活動が忙しいです。
中学生、高校生ともなると、部活で休日はがんじがらめです。
だから、どんなにいい社会との接点を作ろうにも、簡単には子ども達は参加できないです。
僕はこれは、大きな問題だと思っています。
(その点、ロータリークラブは、かなりがっちり子ども達を集めるので、見習うべきだと思います。)

子ども達は、下手したら、社会と関わらないまま大人になります。
大学生でバイトしなければ、社会と関わらないまま大人になります。
そのまま、先生になる人もいるんですよ。
時々、「先生は社会経験がなさ過ぎる!」なんて偉そうに言う人がいますが、
実はみんな社会経験がなさ過ぎです。
企業に入ったって、狭い社会経験しか出来無い人は沢山います。
僕は、中学や高校では、もっと社会に関わる機会を増やすべきだと思っています。
(1日や3日の職場体験は、体験でしかないです。職業経験をした方がいいと思います。)
(可能であれば、先生も一緒に職業経験をしてほしいです。)

今回の主催者さんは、最後に、来年、もっと多くの子ども達に話を聞いてほしい、と、
来てくれた方々にお願いしていました。
みんなうなずいてくれました。
みんなが力を合わせたら、一人では出来無いことができるようになります。
今回来てくれたある女性は、「どうしてもよびたかったです。でも、こうしてよんでくれた人がいたからあえました。」と涙ぐんでくれていたから、今回の主催の人は、失敗してないよ。
来年、また八王子に行けそうです。